槍・穂高(大キレット縦走)〜快晴でどこも大混雑
- GPS
- --:--
- 距離
- 32.3km
- 登り
- 2,787m
- 下り
- 2,785m
コースタイム
- 山行
- 9:40
- 休憩
- 2:50
- 合計
- 12:30
- 山行
- 9:15
- 休憩
- 2:00
- 合計
- 11:15
天候 | 快晴、晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
槍の穂先は大渋滞。 三日目の前穂、前穂から岳沢までの下りも渋滞あり。 |
その他周辺情報 | 上高地アルペンホテルは日帰り入浴可。15時まで? |
写真
感想
この三連休。直前まで予定は決まってなかったが、予報は晴れ。
きっと混むだろう。だけどやっぱり槍・穂高。
上高地へは平湯経由だったが、ここで、始発前から早くもバス待ちが普通でない。
通常、この時期、5:30が始発だが、5時から臨時便を数台出す状態。
上高地に着く前に沢渡発のバスと何台もすれ違い、上高地に到着すると、そこにはすでに人、人、人。
さっそく、明神、徳沢、横尾と向かうが、当然、人が切れることはなく、
それぞれの休憩地には、これまで見たこともないような大人数が。
横尾で槍方面と穂高方面で人が割れるわけだが、槍沢ロッジで休憩しようとするも座るところか見当たらない。トイレは当然長蛇の列。
今日はここまでという人もかなりいたようだが、我々は槍ヶ岳山荘まで。
殺生ヒュッテから槍ヶ岳山荘に向かっていると、山を降りてくる人がいるが、槍ヶ岳山荘のテント場が一杯で、殺生ヒュッテ付近に張らざるを得ないとのこと。すでに昼ころには一杯だったらしい。
槍ヶ岳山荘は、既に人でごった返しており、槍の穂先に向けては渋滞状態で、ほとんど人が動いていないように見える。
しかも、ガスが懸ったり、晴れたりを繰り返しており、なかなか苦労してたどり着いた山頂をガスが懸ったままでは去りがたいだろうな、と察する。
かと言って、だれも考えることは同じで、明日の日の出前は、悲惨な渋滞が予想される。とすれば、行くとなれば、夕食前を狙うしかない。
それでも、山頂まで45分、ただ、その後山頂に上がってくる人は激減し、日の入りまで山頂にねばっていたら、少しガスが晴れた。
2日目。
作戦通り、槍ヶ岳での日の出はあきらめ、大喰岳でご来光。
これは、これで十分。槍ヶ岳のモルゲンロートも見ることができた。
大キレットは、どちらから行くにしても、下りが要注意。
登りは体力勝負だが、下りに比べると、滑落する感じはしない。
長谷川ピークあたりまでは、天気は上々だったが、その後、周囲の山々の上に雲が懸り出したなあ、と思っていたら、我々の行く稜線上も、ガスに覆われていて、
北穂高岳山頂、涸沢岳山頂もほとんど展望なし。
4時ギリギリに穂高岳山荘に着いたが、ここも、前日の槍ヶ岳山荘以上の大混雑で、特にテントはありとあらゆるところに張ってあり、ひどい状態。
槍の山頂は、聞いた話では、ご来光狙いだと、上り下りに2時間は要したとか。
その後の情報では、昼ころには、5時間待ちだったとか。
これは、ディスニーランドの人気アトラクションよりひどい。
3日目。
この日も、ご来光狙いは誰もが考えることで、山荘から奥穂に向かう最初の登りが大渋滞。
結局、日の出は渋滞の中で見逃すことになるが、この日の日の出は、ほんの一瞬。何せ、雲が重くて、日の出る隙間がほとんどない状態だった。
ただし、上は雲だが、結構見晴らしは良くて、富士山までよく見えた。
奥穂あたりまで行くと、さすがに渋滞で動かないというところはほとんどなくなったが、鎖場など足場が悪いところで団体さんが苦戦していると、少し長めの渋滞ができてしまう。
紀美子平も、大変な人だまりができていて、前穂のピストンも渋滞しがち。しかし、やはりここの展望は見る価値があった。
晴れではなかったが、360度、かなり遠くまでの大展望。
その後、復活した岳沢小屋で牛丼を食べ、上高地アルペンホテルで3日間の汚れを洗い流して、充実の3連休を終える。
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