上高地〜水俣乗越〜北鎌尾根〜槍〜北穂〜奥穂〜ジャンダルム〜西穂〜上高地
kawamasa
- GPS
- 97:15
- 距離
- 37.6km
- 登り
- 3,312m
- 下り
- 3,313m
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http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-130917.html8月29日
8月29日
槍ヶ岳山荘6:50〜7:15大喰岳〜7:40中岳〜9:00南岳小屋9:20〜10:27長谷川ピーク〜10:45A沢コル10:50〜12:10北穂高小屋(小屋泊)
8月30日
北穂高小屋6:40〜7:38最低コル〜8:29穂高岳山荘8:46〜9:19奥穂高岳〜10:22ジャンダルム10:30〜12:02天狗のコル12:10〜12:37天狗の頭〜13:24間ノ岳〜14:05赤岩岳14:20〜14:55西穂高岳〜15:30チャンピオンピーク〜15:47ピラミッドピーク〜16:08独標〜16:45丸山〜16:58西穂山荘(幕営)
8月31日
西穂山荘5:39〜7:15田代橋〜7:45上高地バスターミナル
| 天候 | 晴れ(12時過ぎると稜線はガスってくる) |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2011年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
【槍〜北穂】 ○数年前にハシゴ等が整備されたとのことだが、ハシゴ、クサリ場以外でも浮石等があり、気を抜かないことが必要 【奥穂〜西穂】 ○奥穂〜西穂は、コースのマーキング(○×)があるバリエーションルートと考えた方が良い。 ○技術的な難易度は高くないが、行程は長く、集中力の持続が求められる。 ○核心部は馬の背とされているが、それ以外の箇所でも慎重を期す箇所は随所に現れる。 個人評価であるが、 北鎌尾根を5とすると奥穂〜西穂は5で同等レベル 大キレット通過(槍〜北穂)は3程度 奥壁バンド(北穂〜奥穂)は2程度 |
写真
ジャンダルム基部(直登ルート:×印がついている)左、右と上がり、お助けスリングがかかるステップへ
※ロープ等での確保がないフリーの登攀はよほど腕に自信がない限りやめましょう。落ちたらただではすみません。死にます。
左、右と上がり、お助けスリングがかかるステップへ
※ロープ等での確保がないフリーの登攀はよほど腕に自信がない限りやめましょう。落ちたらただではすみません。死にます。
お助けスリングの横にクラックが入っていて、そこにリンクカムを2本固め取りして確保。お助けスリングのかかるハーケンはしっかりしているように見えるが、使う気はしないなぁ。。。
お助けスリングのかかるハーケンはしっかりしているように見えるが、使う気はしないなぁ。。。
右足のスタンスを頼りに20キロの荷物を背負ってせり上がる(汗) せりあがったところで写真を1枚この上のもうひとのぼりでピークへ(ここにもカムが決まるクラックあり)
3
この上のもうひとのぼりでピークへ(ここにもカムが決まるクラックあり)
感想
北鎌尾根からの継続で、大キレット、ジャンダルムへ。北鎌尾根は3人パーティーであったが2人は槍から下山。槍以降は単独。
(29日)
槍へ向かう29日は少し体が重く、槍ヶ岳山荘を7時前に出て、北穂小屋に12時に着く。
計画では29日中に穂高岳山荘まで行って幕営の予定であったが、霧も深くなったこともあり北穂小屋のテラスでウダウダと過ごす。このまま計画通りに進むか北穂小屋近くの南稜幕営地でテント泊か悩む。北穂小屋はお気に入りの小屋で夕食の生姜焼きの美味しさが評判。テント泊で夕食を小屋でと決め小屋のスタッフに申し入れると夕食は小屋泊まりの方のみとのことで、その瞬間あっさりと小屋泊まりと決定。
それでも、明日は西穂までで早立ちが必要なため朝食抜きにするか、さらに迷う。なんとなくこの時点では西穂はやめて吊尾根〜重太郎新道にエスケープする気分が濃厚であった。結局夕食前に朝食を追加で依頼。明日の天気と気分で決めることとした。
(30日)
翌30日の朝、天気は上々だが、まだ迷っている。
他の宿泊客が出立するのを見ながら、テラスでコーヒーを飲みながら再び思案。結局テラスを出たのが6時半すぎ。この時点では西穂は半分次回かなと言う感じであった。
思案しながら稜線を越えて行く。奥壁バンドを越える頃には調子も上がってきた。時間もエアリアのコースタイムよりもだいぶ短くこなしているようだ。奥穂高山荘に着いた時には気分も上がり、計画通りに西穂に向かうことを決定。
岩稜帯中心の10時間コースとのことだが、他のパーティーは見当たらず(ジャンダルムを越えた途中で西穂方面からの4パーティーと行き違う)渋滞等もなく、予定より早めに西穂山荘に到着した。
コースはさすがに長く、馬の背、ジャンダルム、天狗のコル、天狗の頭、間ノ岳、赤岩岳と経過し、西穂高岳に着いた時にはさすがにホッとした。
高度感がある岩稜帯も多いが、手がかり、足がかりは豊富でそれほど難しくはない(ジャンダルム直登は20キロの荷物を背負っての感覚は�卦蘢�度)。ただ、ロングコースなので集中力の持続が求められる。核心部の馬の背、ジャンダルム等だけでなく西穂や独標付近にも慎重を期す場所もある。
(31日)
西穂山荘から上高地へ下山。途中に宝水という水場があるが、上部に小屋があることもあり、あまり飲む気がしない。
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