ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 519891
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

槍穂縦走に念願のジャン登頂♪〜

2014年09月27日(土) 〜 2014年09月28日(日)
 - 拍手
体力度
10
2〜3泊以上が適当
GPS
17:26
距離
35.4km
登り
4,162m
下り
3,207m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
9:42
休憩
2:07
合計
11:49
0:11
34
0:45
0:55
14
新穂高登山センター
1:09
1:09
24
1:33
1:34
27
2:01
2:01
43
2:44
2:44
3
2:47
2:47
30
3:17
3:17
64
4:21
4:22
50
5:12
5:12
9
5:21
5:29
12
5:41
6:02
5
6:07
6:34
6
6:40
6:40
13
6:53
6:53
19
7:12
7:16
44
8:00
8:01
6
8:07
8:11
47
8:58
9:10
46
9:56
10:02
6
10:08
10:23
70
11:33
11:50
10
2日目
山行
4:09
休憩
1:06
合計
5:15
4:56
24
5:20
5:28
28
5:56
6:18
37
6:55
7:04
7
7:11
7:17
23
7:40
7:50
31
8:21
8:22
23
8:45
8:46
11
8:57
8:57
21
9:18
9:18
8
9:26
9:35
21
9:56
9:56
15
10:11
天候 2日とも快晴〜
過去天気図(気象庁) 2014年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
◆駐車場
 前日11:30に深山荘無料駐車場に到着しましたが、無情にも警備員?の方より「満車で、鍋平高原しかない」と言われました。で、仕方なく鍋平高原無料駐車場へ。
 ここは新穂高ロープウェイ(第2)西穂高口から鍋平高原で降りて歩いて10分くらいです。
 帰りは良いんですけど、行きは新穂高登山センターまで30分以上かかりますので。。。
コース状況/
危険箇所等
大キレットで1箇所信州側から飛騨側に体を移す所で、足の置き場が幅7,8cmくらいの所があります。ここは流石に緊張が走りました。
全体的に危険だらけですが、集中力と適度な緊張感があれば乗り切れます。
予約できる山小屋
槍平小屋
ジャンダルムがまっかっか。
山頂で男女が。。。
2014年09月28日 05:47撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
7
9/28 5:47
ジャンダルムがまっかっか。
山頂で男女が。。。
撮影機器:

感想

8月に登山1周年記念山行として計画した槍穂縦走。

天候不順や車の故障と、なかなか実現できなくて
ヤキモキしてましたが、今週末は両日ともに天気
快晴との予報。

「これは行くしかない!」と。
これを逃すと来月辺りはもしかしたら雪が降って
無理になるかもしれないし。

行ってきました。無事怪我も無く。
前もっていろんな方のレコを見させてもらって、
いろいろシミュレートしてみましたが、
「やっぱりやってみなけりゃわからないなぁ」と。

で、個人的な感想としては、思ったより厳しいと
ころは無かったし、心配したルートファインディ
ングも以外とすんなりいけたかな。
 ただ、何箇所かはやっぱり(特に奥穂〜間ノ岳)
ペイントが薄かったり、下山側から見落としそう
なところがあったりと、天候が良くなかったら厳
しい場面があったかも。。。

それにしても、この紅葉の時期の小屋泊まりは、
人が多過ぎてうんざりでした。
ま、事前に穂高岳山荘のサイトで団体予約があっ
て激混みなのは判ってましたが。。。
夕食はなんと4グループに分けてました。幸い第1
グループで早々に食べられましたが、最後の方々
は1時間後くらいだったようです。
布団も最初は2人で1枚だったんでけど、自分の部
屋は結局1人1枚で寝れました。

それと、今ニュースでもひっきりなしですが、御
嶽山の噴火。
山荘でも大騒ぎでした。

自分もいつか行きたいなと思ってたし、もしかし
たら自分が遭遇してたかも。。。
まだ、状況が掴めませんが、他人事には思えない
そんな気持ちです。


(DAY1)
◆新穂高登山センター〜槍ヶ岳
 予定では午前0時スタートでしたが、深山荘無料
駐車場満車のため鍋平無料駐車場から仕切り直しで
歩いてセンターまで30分。ここでトイレ休憩して
出発!

 ゲートから暗闇の中を一人歩き、まったく人に
遭わず順調に白出沢へ。
 滝谷あたりで初めて休憩中の4人グループに遭い
ましたが、その後槍平小屋を過ぎ、飛騨沢も一人旅
状態で日の出前に乗越へ到着。
 1ヶ所渡河で渡った後の入口が分かりにくいとこ
ろありましたが、ほぼルート明瞭でした。

 山荘前でサブザックを背負い直し、山頂へ。
 ご来光渋滞あるかなと思ったのに、誰も登ってい
る人がいなくて拍子抜け。
 山頂には着くと登山者は3人しかいませんでした
ので、ゆっくり撮影&おにぎりタイム。
 他の方は下山して、一人になったところで、雲海
と御来光、しばし360度のパノラマ満喫!

 疲労回復したところでさっさと山頂から降りて、
山荘でココアブレイク、ハイドレ補給していよいよ
穂高連峰縦走スタートへ!

◆槍ヶ岳〜大喰岳〜中岳〜南岳〜大キレット〜北穂
高岳〜涸沢岳〜穂高岳山荘
 有名な縦走ルートなだけに渋滞すれ違いは御勘弁
と思ってましたが、まったく心配無用でした。
 たま〜に何人か先行者に追いついたりしましたが、
時間も早いこともあって、もちろん反対側から来る
人は皆無。
 一人旅状態でちょっと涼しめな風が気持ち良いし、
周りはどこを見てもベリーナイスな風景!!
 南岳までの4kmは遠いけど快適に進みます。

 さて、本日のメインイベント。大キレットです。
 岩稜だけの痩せ尾根といった感じで、下って登っ
てのルートは圧倒されましたね。
 でも、恐怖感は全然無かったし、普通に行けまし
た^^

 大キレットを無事過ぎて、「ほっ」としたところ
で北穂高山荘への激急登。
 ここは流石に体力的にきつかったです。
 山荘に着いたらどこから来たのか登山者でごった
返しの大賑わい。休憩するテーブルも無かったので、
ベンチで売店で買った牛乳飲んで即山頂へ。

 とうとう1日目最後の涸沢岳。
 ここも大キレットに劣らず鎖場に岩の登り下りが
続く。
 が、これを越えればもう直ぐ「ビールが飲める〜」
と思ったら、元気出てきた^^

 で、涸沢岳山頂で写真撮って、昼前にほぼ予定ど
おりに穂高岳山荘に到着!
 まだ、登山者もそれなりにたくさんいましたが、
まだこの時間は激混みではなかったです。

 山荘の食堂でカレーを食べて、早めのチェックイ
ンです。
 受付で「今日は二人で1枚の布団になります。」と
言われ、ちょっとげんなり。。。

 さぁ、気をとり直して、涸沢を見下ろしながらの
至福のビールタイム!サイコー!

 そしたら、いつの間にか奥穂から涸沢からぞくぞ
く登山者がやってくる。
 寒くなってきたので、山荘内の談話室の椅子に座
ってしばし居睡りしてたら、団体さんがたくさん来
て、山荘内がすごい人でごった返し。。。勘弁。。。

 山荘の夕食は食堂で4グループに分けて食べるとい
う凄まじさ。
 時間も5時前に放送があり、第1グループでさっさ
と済ませてまた談話室でゆったり漫画を読んでいた。
するとあちこちからスマホのニュースで見たのか、
御嶽山の噴火の話題でもちきりに。
 中には家族から安否確認の連絡を受けてる人もい
ました。
 状況がよく判らないので、とりあえず明日もある
し早めに就寝しました。

(DAY2)
◆奥穂高岳〜西穂高岳〜新穂高ロープウェイ(西穂
高口)
 朝はゆっくりしたいので、2時に起きて暗い食堂の
中で朝飯です。
 3時くらいから他の人も起きだして、4時にはもう
山荘内のどこにいても人、人、人。
 4:30に外に出ると、奥穂高岳で向けてヘッデンの
明かりが上へ上へと登っていくのが見えます。
 さぁ、自分もご来光に合わせて、5時前まだうす暗
い中、山荘脇からスタート。
 
 奥穂の山頂ってこんなに遠かった?去年初めて来た
ときの感覚はもう無くなってました。でも、昨日早着
して、十分マッサージしたおかげで筋肉痛も無く足取
りは軽い。
 山頂からの眺めはもちろん最高峰なだけに、パノラ
マ状態。気になっていた御嶽山からは噴煙がよく見え
ました。今頃どうなってるんだろう。。。

 ともかく今日は念願のジャンダルム。ご来光を待た
ずに歩を進めます。
 ジャンの方を見遣るとすでに山頂へ直登している強
者がいます。
 そして、いよいよ登り返すところでジャンを見上げ
ると、白いウェディングのようなものを着た女性と男
性がジャンの山頂で記念撮影?!

 いろんなことする人がいるもんだと感心しながらも、
順調にとうとう頂へ到着!!
 念願かないました〜^^
 
 もう、思い残すことはないので、そこから先はさっ
さと天狗岳、間ノ岳とあっという間に通過しました。
とはいっても、気を緩められるところではないので、
それなりに慎重に。

 で、最後の西穂高岳は、やっぱりロープウェイで来
れる人気のお山だけに、団体さん占領中でした。さっ
と写真撮影して、ダッシュでピラミッドピーク、独標
を越えて西穂高岳山荘へのビクトリーロードを下りま
す。

 西穂高岳山荘からロープウェイ乗り場まで自分の中
ではすぐそこというイメージでしたが、結構距離があ
って、それにぞくぞくと登山者が登ってくるもんだか
ら、ペースも上がらず。今日はここが一番疲れたかも。

 第2ロープウェイに乗って降りたところで、鍋平高
原無料駐車場へ10〜15分くらい歩いて無事終了。

 今回は1年あまりの登山経験でどれだけいけるのか
なぁという自分試しの部分もあって、不安いっぱいで
したが、天気もずっと快晴でコンディション最高だっ
たし、それにときどき良いペースで歩いている他の登
山者のルーファイも助けになって、充実した縦走がで
きました。
 
 また、いつか前穂も含めて行ってみたいです。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1067人

コメント

はじめまして。
ジャンダルムでタキシードだったものです。
意外と見えていたんですね…

最高の天気でしたが、やはり慣れないことはするものではないですね。
いまいちな写真ばかりでした^^;
2014/10/3 16:10
Re: はじめまして。
いえいえ、朝から楽しませてもらい、
変な?力が抜けてさくさくっと下山
できましたので良かったです
2014/10/3 20:09
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [4日]
新穂高を起点に奥飛騨を一回り
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
5/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [3日]
技術レベル
4/5
体力レベル
5/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [2日]
新穂高〜上高地
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
3/5
体力レベル
5/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら