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早めに着いたので先にぐんま天文台を見学。小高い山の上にあります。車道は天文台まで続いていますが、進入禁止で、かなり下に駐車場があります。駐車場から距離600m、標高差80mで歩いて約10分かかります。道は木のスロープ及び階段で作られており、入口から天文台までの道のりに惑星看板を距離比例で配置してあります。入口が冥王星、天文台の所が太陽です。地球太陽間に比べ冥王星が如何に遠いかが実感出来ます。
ぐんま天文台は一般に開放されているものとしては最大級の反射望遠鏡(口径150cm)を有しています。非常に立派な施設で、結構、人も来ていました。
授業では机上での説明のあと、外に出て望遠鏡の組立実習とそれを使って投影法で太陽黒点の観測です。初めてやりましたが、良い経験になりました。ただ、現在は黒点の活動が非常に弱く、小さな黒点が3個確認されたのみでした。黒点を所定の用紙にプロットし、また一つの黒点の地球自転による移動方向をプロットしこれから太陽の赤道を求める手法などを実習しました。
授業の参加者は老若男女取り混ぜ27名。みなさん熱心にやっていました。夕方からぐんま天文台に移動してそこでも授業を1時間。そして暗くなってから、口径150cmの望遠鏡を覗きます。観測室の中は灯りが全くなく、懐中電灯も点けてはいけないということで、手探りであるきます。説明を聞いているうちにやっと目が慣れて人の形が認識出来るようになったところで、順番に望遠鏡を覗きました。
月もなく星空の観測には絶好の夜空でした。下の高山村では天文観測に支障をきたさないよう灯火規制をしているとのことです。街からも近いところにある割には、暗い夜空が確保出来ています。しかし、アルプスの山中で見る満天の星空には負けます。
天気にも恵まれ、楽しく興味深い授業が受けられ有意義な二日間を過ごせました。
http://www.astron.pref.gunma.jp/
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