前半はアルバート・ロトのピアノ独奏で、ショパン年にあたる今年に、オーケストラ曲を作れなかったショパンの思いを察して、ロト自身がショパンの曲を元に作曲(編曲)した「ショパンコンチェルト」の演奏です。約1年かけて作った曲で、日本では前日の東京での演奏に続いての初公演でした。
ピアノもたいへん上手で、歌うように流れるショパンはすてきでした。この曲はコンチェルトですので3楽章構成になり、演奏時間も40分超でしたが、ロトは譜面なしで全て弾いていました。すごいです。この曲のCDが発売されれば買ってみたいです。
後半は中澤きみ子のバイオリン演奏(ロトピアノ伴奏)でモーツァルトのソナタ2曲とアルゼンチンタンゴ2曲、そして最後にシューベルトのアベマリアでした。タンゴとアベマリアが良かったです。
会場は中澤ホールと言う所で、中澤きみ子の実家の裏に作られた、個人的なホールですが、今まで存在を知りませんでした。中澤きみ子さんは私より少し年上で、奥方から聞いた話で、次男坊の高校の時の音楽担任の先生のお姉さんとのことでした。
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