昨日一昨日と今学期初めての放送大学面接授業を受講してきました。テーマは「身近な病因物質の科学」、場所は諏訪の長野学習センターです。半年ぶり位の諏訪ですが、学習センタ隣接の諏訪市営駐車場が最初の3時間無料になっていました。1時間160円ですので480円安くなり、朝から夕方までの8時間半で890円でした。大学から半分補助される形になりますので、実質450円程になります。
今回の講義の参加者は12名と少なめ。長野学習センターの面接授業で初めて私より入学年度が早い方がいました。その方はお年も卒寿(90才)とのことですが、背筋も伸びていて、勉強もしっかりされていました。結構若い人が受講していて、受講生の中では私が2番目の年寄り、講師を入れても3番目でした。
今回の講義の講師は信州大学医学部の教授でしたが、この人の経歴がユニークでした。高校しか卒業していないのに、信州大学で博士を取得し医学部教授になられた方です。医師の資格はありませんが医学部教授です。そして学士の資格は博士になったあと放送大学に入学して取られたとの事で、放送大学卒業後、放送大学の授業も受け持たれることになったそうです。放送大学で講義をしている先生で最終学歴が放送大学という人は、この講師しかいないとのことです。
病因物質として取り上げられたものはプリオンタンパク質(狂牛病)、腸管出血性大腸菌(O157他)、多剤耐性菌、インフルエンザウイルス、ピロリ菌、レジオネラ菌です。病因物質の発見の経緯から詳しく説明が行われ、たいへん面白く有用な授業でした。
来週は大町山岳総合センターで「フィールドで学ぶ山岳科学と防災」の面接授業です。実際に野外に出ての講義もあるとのことですが、週末の天気予報がイマイチ。晴れてくれるといいのですが。
WAKAさんも偉いですが上には上が有るんですね頭が下がりますね、
90歳で尚勉学ですか凄いですね、しかも背筋が伸びているとは、今の若い人は背中を丸くして歩いているご時世で、
テレビや映画などでも戦時中や戦後のシーンがありますが、
戦後から昭和20年代に出ていた俳優さんの背中は皆シャンとしていましたね、
男の人の値打ちは背中を見ろと、良く昔お袋が言っていましたよ、背中を見ればその男の人生の生き様が解るとも、
講師の先生も確かにWAKAさんより年齢が下の人がいてもおかしくないですね、
講師の人もユニークで偉いですが受講生の皆さんも凄いですね、
中学生の時ですか社会科の先生の授業中に一部の生徒がお隣さんと無駄話をしていたら、
普段おとなしい先生が急に「君達は恵まれているんだぞ、
昼間勉強したくても出来ずに昼間働いて、夜に中学校で勉強をしている子を知っているのか」と、
この時に初めて夜間中学の存在を知りました、当時は私の学校は夜は定時制の高校生が勉強していましたので、
当時も今も勉強する志は違いますが、社会に出て若い時にもっと勉強しておけばという人や
事情により大学に行けずに尚勉強したくてと色々な人が放送大学生にも居るんだと感じましたよ、
私には授業の内容は難しくて解りませんがお気持ちは良く伝わってきます、
生涯にわたって学べることは、たいへん幸せと思っています。私も90才まで生きて勉強していたいものですが、こればかりは運命です。
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