過去に太陽黒点が少なかった時期と小氷期が重なっており、これから寒冷化が進む可能性が指摘されています。その影響か今年の冬はヨーロッパや日本では大寒波となっています。数年のレベルでは判断出来ないでしょうが、100年間レベルで続く小氷期の始まりではないかということが心配されます。17世紀半ばから18世紀にかけてテムズ川が全面凍結したり、アルプスの氷河が拡大したり、ニューヨーク湾が凍結したりしたそうです。その当時から人口も一桁増えている現在、小氷期が本当に来れば、農業や経済に莫大な影響が出るでしょう。
太陽黒点が増えても減っても太陽エネルギーの輻射量は殆ど変わりませんので地球の温度には影響はないはずです。太陽黒点が減るということは太陽の磁気活動が弱くなっているということで、弱くなると太陽系外からの宇宙線が増え、そのために地球大気で雲が出来やすくなり気温が下がると、NHKのサイエンスゼロで言っていました。温暖化の心配よりも寒冷化の心配をしなければならない時代に入ったのかも知れません。
地球に届く太陽エネルギーの1%を地球上の植物が固定していて、このエネルギー量は人間が使っている総エネルギーの10倍だそうです。それから考えると人間の活動自体は微々たるものです。現在は人が炭酸ガスを放出したから温暖化したという説が主流ですが、温暖化すれば元々炭酸ガスが増えるとの話もあり、人の活動の影響で温暖化したとは言い切るには、まだ早いのではないでしょうか。
http://sunspots.sakura.ne.jp/index.shtml
僕も地球温暖化をあまりにあたりまえのようにいう風潮に、いつも「待て、自分の頭で考えろ」と自問してきました。行政やテレビがいうほど、二酸化炭素説は根拠のある話ではないと思っています。
もうビジネスになってしまっているから、ますます眉唾ものです。50年後には妙なことが流行ったものだと大笑いかもしれないと思っています。猛毒ダイオキシン説とか、環境ホルモン有害説とか、科学風危機論は、あんまり真に受けてお祭り騒ぎしない方が良いというのが経験です。
むしろ寒冷化ではないかというのが僕の印象です。
テムズ河が凍ったビクトリア朝時代にスケートして隣町まで延々滑っていく素敵なお話がありました。「トムは真夜中の庭で」という児童文学です。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%A0%E3%81%AF%E7%9C%9F%E5%A4%9C%E4%B8%AD%E3%81%AE%E5%BA%AD%E3%81%A7
ダイオキシン騒ぎも新型焼却炉メーカーの利益になっただけですね。何十年も前から普通に焼却していて何もなかったのですから。
「トムは真夜中の庭で」面白そうですね。上田市の図書館にあるようなので、今度借りてきてみます。
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