録画しておいたNHKBSのヒューマニエンス 「“死の迎え方” ヒトの穏やかな死とは」を見ました。最後の方が北朝鮮のミサイル発射によるJアラートで途切れてしまいましたが、大筋はわかりました。来週に再放送されるかNHKのサイトを見ましたが、再放送の話は出ていませんでした。
現在の日本の死因のトップはガンで2位が心疾患ですが3位に老衰が入っているそうです。平均寿命は伸びて100歳以上の人が9万人もいるとのことですが、ギネスの世界最高齢記録は122歳で26年間更新されておらず、最高寿命は決まっているようです。
私も男性の平均健康寿命73歳を過ぎてまだ自立した生活がおくれ、山も登れ水泳も出き勉強も出来て、食事も美味しく食べられお酒も楽しく飲めていますが、老衰と死は確実に迫ってきています。太郎山登山知人の高齢者では色々な身体的理由で登れなくなってきている人も多く出てきています。
私もいつまで元気で生きられるかわかりませんが、ここまで元気に生きてこられて良かった思います。そしてお迎えが来るまでは登山や勉強などやりたいことを出来る範囲でやって生きていきたいと思います。出来れば2035年9月2日の皆既日食を見てから逝くことが出来ればと思っています。
https://www.nhk.jp/p/ts/X4VK5R2LR1/
番組の解説文「私たちはどのように「死」を迎えてゆくのか。それは本人ばかりか家族も悩む大きな問題だ。多くの人が長寿となり、死の風景も変わってきたという。近年増えてきたのが“老衰”。自宅や施設で見守られて亡くなる人も増えている。穏やかな最期を迎えるとき、肉体で何が起きているのか、その解析も進む。死を見つめる心のケア、家族と過ごす終末期など、対応する医療も変わりつつある。さまざまな現場から「死の迎え方」を考えてゆく。」
何かの本で読んだ受け売りですが、ある生物学者の言葉に
「生命の最大の発明は死することである」
と言うのを思い出しました。
何もなかった「無」から宇宙が生まれたのであれば、「無」に帰って行くことは振り出しに戻るだけであろうと個人的には考えています。
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