山の不思議体験 その3 30年を経ても涸沢に残るお人形

山友が前穂に逝った1か月後の追悼山行のときに、遺体が最初に置かれた涸沢のヘリポートの近くに彼の為の簡易祭壇を設け、そこに彼が好きだった彼女が作って持って来てくれたお人形を置いて来ました。そのお人形が、30年以上を過ぎてなお、未だ形が崩れずに残っています。

祭壇の設置場所は涸沢カールで殆ど雪の下になり、年に2ヶ月ほどしか顔を出さない場所であり、お人形の保存環境が良いこともありますが、一番は、彼が彼女のお人形を守っているのだと思っています。

尚、一緒に写っているアンパンマンは彼本人に見立てて2008年に置いてきた人形です。

コメント

uedayasuji

RE: 山の不思議体験 その3 30年を経ても涸沢に残るお人形
おはようございます

逝った友を偲び、それを教訓とする・・

わたしなどが言うべき言葉ではないのでしょうが・・大事なことですね

そんな記念碑、逸話、物語などを、横目にしながら語り合えば無謀な登山も少なくなるかもしれないですね・・

各所に設置されている遭難碑も、鎮魂以外にも抑制効果も願ってのことなんでしょうね・・

くれぐれも、山を侮ることなく真剣に取り組んでいきたいものですね

　　　　　　　でわでわ