今回の実験では口腔内皮細胞を使います。口に少量の水を含んだあと歯や舌でほっぺの内側を擦りながらのうがいをを1分以上行って、それを紙コップに吐き出します。それを規定量ピペットで試験官に入れたあと4種類の薬剤を入れ、最後にエタノールを入れます。しばらく待つとアルコールの層の中にDNAのかたまりである白いモヤのようなものが見えてきます。
次は紙コップの中の液をスライドガラス上に垂らし37度で乾燥させ、それにメチレンブルーを滴下して軽く洗浄の上、乾かしてから細胞の顕微鏡観察です。口腔内皮細胞とその核がしっかり見えました。
また二日目のPCR実験のための試料を事前に作成しました。紙コップの中の液を薬剤の入った小さな容器に入れ熱処理して冷まして冷凍保管しました。今日はこれをPCRにかけてDNA増幅し電気泳動でその分布型を確認し、自分の遺伝子がアルコールに強いタイプかどうかを確認します。またアルコールパッチテストも行ってその結果と比較します。
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