今日は無事にミラノに着きました。インターラケンから2回乗り換えで約6時間でした。スイスは曇りでしたが、イタリアは快晴。気温は低めで過ごしやすい、気候です。
今日は将来行く人の情報として、スイス(ヨーロッパ)の鉄道情報について日本との違いを中心に触れたいと思います。
まず、駅に改札はありません。切符を持っていなくても列車に乗れます。そして車内検札も来ない場合もありますので無賃乗車が簡単にできてしまいますが、見つかった場合、高額の罰金が課せられます。あと発車ベルは鳴りません。時間になると静かに出発しますので、乗り遅れないよう注意です。
運行時間は日本同様正確です。接続等を調べるには、スイス国鉄(SBB)のサイトで出発駅/目的地/日付、等を入れると検索結果を出してくれます。(英語OK) これをプリントして持って行きスイスでの移動時に使います。列車の出発番線情報も出ていますが、これは変わる場合も多いので、必ず、直前に駅での確認が必要です。
同じ列車でも車両によって行き先が違い場合があります。(インターラケンからユングフラウヨッホ方面への列車はクリンデルワルト行きとラウターブルンネン行きが同じ列車で途中駅で切り離されますので、自分の乗る列車が正しいか列車の表示を確かめる必要があります。
車両には1等と2等があります。1等は2等の5割り増し程度です。1等は3列シートでゆったりですが、数は少なく1列車に1.5両程度です。スイスの場合座席指定は少なくほとんどが自由席ですが、国際列車は指定が必要となります。今回のイタリアへの指定手続きが必要でした。
日本からスイスに行く場合、スイスパスの利用がお勧めです。スイスパスは事前に日本で買っていかなくてはいけません。(現地では買えません。)これがあれば普通の鉄道はタダ(もちろん前払い済み)で、主なロープウェイ等も半額になります。
スイスパスには2種類あって、連続タイプと日付指定の1ヶ月有効タイプ(フレキシーパス)がありますが、パック旅行でスイスを動き回る以外は日付指定タイプがお得です。このスイスパスは有効期限を確定させるため、スイスの最初の国鉄駅で使用開始証明(スタンプ)をもらう必要があります。1ヶ月のうち4日間が有効なタイプですと、使用日を自書して使う必要があります。検札があるとその日付に消印が押されます。記入しないで検札もなければ余分の日にちが使えることになりますが、捕まると罰金です。パスポートナンバーの記入も必要で、パスポートの提示を求められる場合も多くあります。二人以上での合同パスもあり一人当たり15%安くなります。
フレキシーパス1等4日間で39800円、2等で26700円ですが今回、閑散期キャンペーンで2等料金で1等格上げで行きましたので、ずっと1等席乗車でした。
鉄道情報と離れますが、スイス/イタリア(たぶん他のヨーロッパ先進国も)は主要都市ホテルでのインターネット無線ラン接続が部屋から可能です。今回スイスは全部無料、イタリアは有料でしたが、ホテル代込みで考えると大差はありません。今回LANケーブルと電話回線ケーブルを持って行きましたが、無用でした。次回からは持って行きません。(もちろんパソコンに無線ランは必須です。)
おはようございます
又いつかスイスに行ける日が来たら,スイスパスを利用して行動範囲を広げたいです
・・・まだまだ行けそうにないので,まずは日本のスイスと呼ばれるところから
長時間の旅でも周りの景色がすばらしいので飽きませんし疲れません。食堂車でワインを飲みながらアルプスと新緑を眺める、贅沢な時間です。
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