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< 私が見た順に >
(1) 2016年 東宝映画 「エヴェレスト・神々の山嶺」
( 原作: 夢枕獏、 出演: 岡田准一、阿部寛、尾野真千子、他 )
(2) 2015年 角川文庫 「エヴェレスト・神々の山嶺」 上下合本版
( 作: 夢枕獏、 1997年 集英社版、 2000年 集英社文庫版、 2014年 角川文庫上下巻版 )
(3) 2006年 文庫版コミック 「神々の山嶺」 (1)〜(5)
( 2000年〜2003年 ビジネスジャンプ掲載、
作: 夢枕獏、 画: 谷口ジロー )
◎ 同じ原作を、小説、漫画、映画と、異なるメディアで見ました。
・ 始めに見た映画の実写版に、圧倒されて、その年からヒゲをはやしたのですが、同じ映画を見た、いとこから「岡田准一とゆうよりも、シェルパの爺さん」といわれてしまいました。(写真2)
・ どれもがすばらしかったのですが、 谷口ジロー氏のコミック版は別格。
( このコミック版がなかったら、映画はもっと違ったものになっていたかもしれないと思うほどに、山の魅力と怖さが、絵から伝わってきます。)
◎ 谷口ジロー氏の「もうひとつの山嶺」について。
・ 文庫版コミック 「神々の山嶺」 (1)〜(5) のそれぞれの巻末に、一般的なあとがきのかわりに、2頁くらいの小編の物語がかかれています。
( 5巻分続きで、たった10ページの、短い文章のなかに、厳しい自然と、そこで生きる動物たちと、それらと対峙する猟師の緊張感がつたわってくる物語となっています。 )
( 昔見た、矢口さんのまんが「マタギ」を思わせる小編です。)
・ 猟と山に興味のある方には、おすすめしたいあとがきです。
makobeさん 初めまして。谷口ジローさん、懐かしくてコメントいたします。
山物の映画も好きで見ますが、今回は谷口ジローさんで…。
出会いは2000年ごろでしょうか、扶桑社版「孤独のグルメ」です。文庫版で小さいのですが、谷口さんの絵の切り口、表現力でぐいぐいと作品に引き込まれていきました。
2012年の集英社コミック版「神々の山嶺」は、小説で読んで想像していた以上に絵が素晴らしく、違う作品を読んでいる感覚でした。
続けてK(ケイ)、捜索者と谷口作品を手にして、ますます谷口作品の虜になっていきました。ほんと、谷口さんの絵素晴らしいですよね。
突然の訃報に接して一年余り、本を手にするがありませんでしたが、この週末でももう一度ゆっくり読み返してみたいと思います。
makobeさん、いい機会をいただきありがとうございました。
nobolimath 様 はじめまして コメントありがとうございます。
・ 作者の谷口さんが昨年亡くなっておられたこと、知りませんでした… とてもショックです。
( 今年始めて3つの作品「神々の山嶺」「捜索者」「千年の翼、百年の夢」を読んだのが始めてです。)
・ 今、改めて、映画「エヴェレスト」のパンフレットを見て、谷口さんの作品にまったくふれていないことを、不満に思ってしまいました。
( それほど谷口さんの漫画はすばらしく、小説も作品があるならさがして読んでみたくなりました。 )
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