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( 万一画像に、目視できる異物が多数確認できたとしたら… その時点で手遅れだろうと、あてにはしてないが…それでも始めのころは半年に1回ずつ、CT、内視鏡、胃カメラと、検査を受けていました。)
・ 検査での異常なしに反して、今週に入ってからは、なんとはなしに不調で風邪気味ッポイ感じが続いている。
( ヤマレコの日記にはできる限り、昔の話は書かないように心がけていますが、不調が続くと、気持ちまで前ムキでなくなるせいか、体調最悪だった時期のことがよみがえってくる。 )
○ この5年くらいを振り返って…
・ 2014年5月に大腸がん開腹手術をしてから丸4年、足掛け5年目、それ以前、1年前くらいからなんとなく疲れやすく感じるようになって、運動不足のせいとランニングを始めました。
( 体力に自信がなくなって、ブログにジムニーの記録を残すようになったのもこのころ、それまでノートに記録していたメンテの記録も、集めた資料やパーツでさえ、万一のときには、全部がただのゴミになってしまうと思うと悲しくて、ちゃんと残る形で記録しておきたいと思ったのがきっかけです。)
・ 半年ほど朝ランを続け、体力はついてきているはずなのに、だんだん日々の疲れのほうがまさってきて、秋に入るころには走ることさえおっくうになって…
月1くらいで、便秘や下痢、それに伴っての腹痛もありました。
○ 翌年、2014年4月、便秘からあまりの痛さに、手洗いで気を失って倒れてしまいました。
・ 息子に病院嫌いを叱られ、痛みが少し収まるのを待って、妻の運転で病院で診てもらったのですが、原因はその場ではわからず、とりあえず「自立神経不調」と、下剤と整腸剤をもらって帰宅、半月経過しても症状回復しませんでした。
( そのうち痛みで、勤務先でのお昼の食事もとれなくなって、たまらず内視鏡検査を受けました。)
・ 結果… モニタ画像に映し出された特大の異物は、医師の判断を仰ぐまでもなく、素人目にも開腹手術以外に術がないと観念、先生からも、即入院、検査後、GW明け早々の手術が宣告され、早期発見どころか、腸閉塞一歩手前でヤバカッタようだ。
○ 手術のおかげで生死の危機を脱し、1ヶ月間の入院と、数日の自宅療養で、勤務に復帰。
( 復帰後も安堵感と再発転移の恐れが混在していて、退院時に5年生存率は80%とお医者さんから説明された、そして5年目を迎えた今、数字上の確率は変わっても、再発転移の恐れは消えてはいない、思い出す頻度は、少なくなってきたかも知れません。)
○ 退院後、後ろから追いかけてくるものをふりきるように、山歩きに夢中になりました。
( 入院中の病室から見えていた坂祝の山から手初めに … )
・ 退院3日後( 坂祝、深萱ハイキングコース散歩道「なかよしこみち」、標高180mくらい?)
http://turbo-restore.seesaa.net/article/398456230.html
・ 2週間後( 坂祝の城山、猿啄城展望台(266m))に、
http://turbo-restore.seesaa.net/article/399451739.html
( さすがに病み上がりはきつく、数回の貧血状態をすわりこんでやりすごしながらの山あるきでした。)
・ 親の住む伊吹山のふもとの滋賀県柏原には、町のまわりに、丸山、向山、清滝山といくつかの小山があって、特に清滝の山は、標高差250mと、リハビリの山歩きには手ごろな高さのハイキングコースでした。
http://turbo-restore.seesaa.net/article/409127021.html
・ その年の7月には、ジョギングも再開、自転車も購入、リハビリ、それでも食事とお通じの不安がなくなるまでに半年ちょっとかかりましたが、しだいに体力に少し自信もついてきて、2016年1月からはヤマレコも始め、GPS(3000円で購入)にもなれて、不安なく山歩きできるようになりました。
( 天王山、蕪山、高賀山と近隣の低山専門でしたが、マイナールートを好んで歩いたのは、冒険をきどったわけでもなく、そのころでさえ、常にお通じの不安があって、人通りの少ない裏道のほうが、安心して歩けたからです。 )
・ おかげさまで今ではヤブにもなれて、大自然の中でのキジ撃ちが爽快に思えるようになるまでになりました。
( そっちかい! と、ひとり突っ込み。)
◎ 最近は諸事情により、山行記録よりも日記とノートのほうが多くて、山にいけてない分、体力がおちているのを感じます。
( 昨日の日曜も、午前中に娘の車のタイヤ交換をやっただけなのに、午後からの外出時に、突然の吐き気で車の助手席に座っているのさえつらくなって、急遽下車して、路肩でしゃがみこんでしまった。)
・ 蕪山に雪が降ったら、奥牧谷の景色を見にいきたいので、又ジョギングを再開してみようかと思っていましたが、体調を戻すのが先か。
写真1: 散歩からはじめた、津保川沿いにある山神神社と愛宕神社
写真2: 親の住んでいる滋賀県三東町柏原の清滝ハイキングコース
写真3: 車の燃費記録と同様に、人の不調は体重の変化に現れる。
( グラフは年に一度の健康診断時の体重10年分、1年後にしかわからない記録では手遅れ、毎月の体重を記録して、3ヶ月の間に急激に変化したら、病院で検査してもらうのが望ましい。グラフの体重最低記録が2014年4月で、入院手術の1ヶ月前。)
はじめまして。YAjnomotoと申します。ふと目に止まった日記、読ませていただいて驚きでいっぱいになりました。大腸ガンから回復されて、今山を楽しんでみえるんですね。よく歩いておられるという柏原辺り、私も先日入院前に歩いたばかりだったので尚更でした。
私は12月始めから肺のガンのため入院生活に入りました。治ったら、山歩けますか?と医者に訊いたら「歩けますよ!」と云ってはくれますが、治療は始まったばかり、不安は尽きません。入院中の唯一の楽しみがヤマレコになり、そこで目にしたmakobeさんの日記に元気をもらいました。ありがとうございました。
YAjnomoto さん はじめまして コメントありがとうございます。
・ これから治療を開始されるとのこと、不安で一番悩ましい時期とお察しします。
( 私も入院から手術までの間、できるだけふつうにしていたかったのですが、心の中では「なんで!」とばかり思っていましたし、電話で両親に手術の予定を伝えるときには心配ないからといいつつ涙が出ました。)
・ 手術が終わって1週間後からリハビリが始まりましたが、お医者さんからは出きるだけ動くように言われ、院内のリハビリもがんばって階段のあがり降りをやってました。
( 文章にすると、きつかったことばかりにみえてしましますが、退院してからは山歩きの楽しさにどっぷりはまってしまいました。ペースも普通の人の2倍〜2.5倍でしか歩けていませんが、もともと、運動おんちで、体力もありませんでしたし、還暦を過ぎてから始めた山あるきですので、遅いのは気にしません。)
・ リハビリについて感じたのは… ( 本文と矛盾すると思われるかもしれませんが、)あせらない、ゼロからのスタートなので長期戦を覚悟する、無理しない、あきらめない、などです。
( 個人差はあると思いますが、私の場合は、思い切り動けるように自信がつくまでに1年かかりました、昨年胸の手術をされた方のお話もお聞きしましたが、その方は痛みが消えるまでに半年以上かかったそうです。)
・ どちらにしても長期戦ですので、リハビリを楽しむようにされると、いつの間にか治療前よりも動けるようになってくると思います。
・ 自分の体と回復する力を信じて、頑張ってください。
おはようございます。経験のない身にとっては、乗り越えられた方のお話が一番の励みです。ゆっくり、焦らず、先を見て、その時その時にできることをやっていきたいと思います。ありがとうございました。
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