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無線とゆう共通の媒体を通じて、多数の人々とお話ができる、素晴らしいコミュニティで、当時は「趣味の王様」といわれていました。
無線での会話や、直接お会いしてのグループができたりで楽しい反面、考え方の違いでトラブルもありました。
同じ趣味をもつ、仲間たちの自由な会話の中にも、お互いが気持ちよく節度をもって交流するための、守るべき約束事がありました。
< 当時のアマ無線の4つの約束 >
・ 善き社会人であること (法令に遵い、マナーを身に着け、〜と共に〜の発展に努める)
・ 健全であること (〜は趣味である。本分を疎かにしてはならない)
・ 親切であること (〜には友愛の心を、初心者には親切な指導を、社会へは奉仕を、惜しんではならない)
・ 進歩的であること (有効で能率的な〜が出来るよう常に科学的研究を続ける)
山のSNSにも、文章や写真や動画を通じて、自由に情報交換できますが、お互いが守るべき約束はあります。
< ヤマレコのID登録時の規約からの一部抜粋です >
・ 著作権、肖像権、その他知的財産権、財産、プライバシー等を侵害する行為。
・ 他のユーザーおよび第三者への誹謗中傷、揶揄、挑発、攻撃またはこれに準ずる行為、および当該内容が記載された外部サイトへのリンク等を掲載する行為。
・ 根拠のない批判を伴う内容の書き込みやメッセージ送信を繰り返す行為。
・ 特定ユーザーや特定の行為に対する批判を行うことを目的としたユーザー登録および投稿を行う行為。
・ 日付やコース状況などの客観的な事実について、誤った情報を意図的に投稿する行為。
・ 無意味な文字列や記号の繰り返し、同じ文章の繰り返し、他サイトなどの情報の転載及びその軽微な修正などにより情報量を水増しする行為。
・ 公序良俗に反する行為。
・ 犯罪行為またはそれらに繋がる行為。
・ 法律・法令違反またはそれらに繋がる行為。
・ 他の利用者に対し、法令又は国・地方自治体及び土地の所有者や管理者等により定められた立入禁止区域への立ち入りを促す結果につながる行為。
・ わいせつ、アダルトに関する情報の掲載行為。
・ 社会通念上、暴力的と解釈され、又はその恐れのある情報の掲載行為。
等々…( 〜してはいけない形式の表記ですが、どれも当たり前のことばかりで、お互いが気持ちよく情報交換できるようにするためのルールです。アマ無線のほうは「〜であれ」の表記ですが、目指している願いは同じです。)
お互いの個性を尊重して、考え方や立場の違う方も一緒になって、ベテランもビギナーも、プレミアさんもスタンダードも、同じ「山」の趣味をもつもの同士、気持ちよく、自由に意見や記録を交換できる場でありつづけてほしいなぁ、と思っています。
写真は本文と関係ありません(無線の写真は残ってないので…)
< 補足 >
・ アマ無線の約束について、1つ不足しているとのコメントをいただいてしまった。
ご指摘のとおりで、正式な団体の規約は下記項目を含めた5つが正しい。
・ 国際的であること(アマチュア無線を通じて国際親善に寄与する)
・ JARLの設立が1959年、私が免許を取得したのがその10年後の昭和44年(1969年)で高校2年、アマに興味をもって勉強を始めたのが中学2年の時で、取得までに3年かかった。
( 当時は、真空管から半導体への移行期で、機材にもまだまだ手作りの余地が残されていた、それがトランジスタに変わり、ICになって、手作りでは太刀打ちできなくなって、技術主体から運用主体に変わっていった、中でもいちばん大きな技術革新が、発信回路のPLL導入によるデジタル化で、真空管時代でもPLLは注目されていて、単なる発信機に、真空管を10数本も使って実現した記事が、当時のアマ無線の月刊誌「CQ誌」にもとりあげられていたが、いまでは、AM/FMを問わずほとんどの送信・受信の設備にこのロジックが用いられて、当たり前の技術になって、PLLの名前さえ意識されずに多くの機器に使用されている。)
・ Faxもパソコンもネットもない、素人が手作りで夢を実現できた、良き時代だった。
( 今のアマ無線の状況はわからないが、中学生から高校にかけての少年期から半世紀が過ぎた今も、そのころと気持ちは変わっていない… いや、 本当は昔々の浦島太郎状態なのかもしれませんね。)
・ 上記規約と同様に、ヤマレコの規約についてもことこまかな表記があって、本日記で紹介させていただいのは、そのほんの一部です。
不安や混乱の状況の今、改めて規約を読み返して、山とヤマレコをはじめたころのドキドキわくわくの気持ちを思い出していただけたら幸いです。
日記の本質ではないのですが、1行不足するので念のために補足します。
・アマチュアは、良き社会人であること
・アマチュアは、健全であること
・アマチュアは、親切であること
・アマチュアは、進歩的であること
・アマチュアは、国際的であること
は、1959年に日本アマチュア無線連盟(JARL)が社団法人になる際に定めたアマチュアコードです。現在のアマチュア局は40万局ほどで、350万の1〜4アマ従事者があります。JARLの正員は5万6千人です。人数的割合も小さいJARLが昔々に定めたものですが、アマチュアコードに向けて努力することは350万人の総意で良いと思ってます。アマチュアコードはいまでもJARL関連の行事で必ずと言って良いほど掲示されます。
ご指摘有難うございます。( 漏らしてしまってすみません。)
・ 現在の登録従事者数350万ですか? 凄いですね。
( 50年前の当時は、私の住んでいた町の人口とほぼ同じの10万人くらいだったと記憶しています。当時は直接申請の手続きが煩雑で、ほとんどJARL経由でしたので、会員数はあまり変わっていないのでしょうか。)
1959年なら、私は7歳… 小2のはなたれ坊主で、写真の蒸気機関車は中学生まで現役でした。
・ ヤマレコの登録者数は5年前で20万位が、現在では50万に迫ろうとしています、これもすごいですね。
( 国際的な山情報のアプローチはどうでしょう、海外の事情はよくわかりません… )
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