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断捨離を進めた結果、結びについてはまだ中途半端で、やりきっていないのを感じました。
・ ヤマノート投稿開始から、動画投稿、Twitter で インドネシアの先生と長崎の先生から vice versa を教えていただいて reever knot にたどりつくまで1年半、今改めて自分の動画を見直してみると、ただ結んで解いてを撮影するのが精いっぱいで、結びの特徴や優位性を説明もなくて、魅力を伝えることができていません。またアメリカンプルージックも、多くの用途に使える興味深い結びですが、これの動画も作っていません。
・ 強いReever Knotとアメリカンプルージックのバリエーションの、2つの動画を作ることがこれからの目標です。
< (1)reever knotの検証 >
・ 強く、扱いやすく、コンパクトで美しい Reever knot は、末端も数センチあればよい。
( 末端の短さには、疑問を持たれる方もおられると思いますが、そもそも30cm以上の末端の余裕を必要としたり、そこからさらに止め結びを加えて、ダンゴムシのようにしてしまうのは、末端のすっぽ抜けや緩みに対しての不安の表れで、本来の結びの破断強度の問題であれば、破断は元綱側で発生するので、仮に末端が長かろうが止め結びを何回重ねようが、それを阻止することはできないと私は考えます。)
・ Reever knot が全く緩まないすっぽ抜けない特徴の検証をしましょう。
( 検証の方法は、末端を強制的に緩ませたり、極端なケースとしての差し込まれている末端を完全に抜いてしまっ場合どうなるか、どちらの場合も、結び目の機能は維持しています。)
( この、末端を抜いた形はハーネスノットやダブルハーネスとよく似ていますが、末端の方向が横に揃っているので、区別するため、私は「仮称:ドラゴン・フライ」と呼んでます。 )
・ スリングで作った支点とメインのロープを接続するときには、Reever knotで簡単にしかも確実に結ぶことができます。ハーネスにロープをセットする側は、末端に輪を作る Reever knot のバリエーションで、シングルとダブル場合があります。
< (2)アメリカンプルージックの応用の検証 >
・ スリングで支点を作る時の、アメリカンプルージックの応用。
( スリングで支点を作ったり、2つのカラビナとでクイックドローを作る時に、アメリカンプルージックでいろんな効果が期待できます。)
・ 片方だけを固定するか、両方固定するかは、どちらにも対応できます。特に両方を固定した場合は、スリング切れの場合のリスクを減らすことができます。
( 支点でスリングを使う場合でも、アメリカンプルージックで固定するとリスク削減につながります。)
・ アメリカンプルージックにはスリングの固定の目的の他に、長さ調節と衝撃吸収の効果が期待できます。
( 長さ調節では、ひかれても長さを維持できるように、3回巻きのアメリカンプルージックとします。長さは自在ですが、ひかれてもセットした長さを維持できます。)
( 衝撃吸収目的では、その対象と荷重に応じて1回〜2回巻きを基準に試します。立ち木に支点構築するときには、スリングの両方にアメリカンプルージックを作って、幹側は絞って固定、反対側は短くした状態でカラビナをかけて、そこにメインロープをセットします。)
( 万一負荷が大きくかかった時は、カラビナ側が伸びて衝撃を和らげます。)
・ 支点とメインロープをつなぐ、クイックドローの場合、
両方のカラビナにアメリカンプルージックでスリングをセットしますが、支点側を緩めて、メインロープ側は絞ってカラビナが回転しない固定側として使います。
( いくつかの支点に衝撃荷重が掛かる都度、緩衝機能が働き、支点の破綻リスクを減らすことが期待できます。)
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<注> 上記のような項目の、検証動画をこれから作っていこうとゆう、私自身の課題です。
( 私は独学でロープワークの勉強を始めたばかりの初心者で、これからいろいろと覚えていかなくてはなりませんし、実戦経験もありません、期待した効果について、どこまで確認できるかはわかりませんが、すこしでも技術が良い方向に変わっていけるように、進めていきたいと思います。)
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