美山の眺め…（その３）直交する割れ目と雁行割れ目？

2020年08月11日 18:32　＞美山の山とマップ全体に公開

前回の日記から　国土地理院オンライン３Ｄマップ（美山）＋　手書き補助線からの想像と疑問。

・　ストレートな根尾谷断層や武儀川断層に比べて、美山全体の地形の大きな流れが、いろんな向きに混沌としているように見える、崩れの面と稜線が並行していたり、崩れの面と稜線が直交していたり…　三角になったり直交したり、さらには稜線をつなぐ縦走路がキャベツの輪切りのようにスライスされて見えたり、そんなことが、実際の山が造られる自然の力で、おこりえるのかどうか、疑問も多いです…　

（　美山の、北から南向けの眺めが気に入っています…　（その２）
" https://www.yamareco.com/modules/diary/173565-detail-216943 "
からの、続きです。）

・　そんな思いをひきずりながら小冊子や本を見ていると、時に「これかも？」と思う解説に行き当たりました。

図１：　第１６回企画展解説書「阿寺断層」の、圧縮実験で破壊された岩石資料の図　一部転載
（　妻とドライブに行って立ちよった鉱石博物館の小冊子「阿寺断層」の解説　）

図２：「地震と活断層の本」北丹後地震と郷村・山田断層より、「雁行割れ目」一部転載
（　すこし古い本ですが、昭和５４年初版「地震と活断層の本」㈱国際地学協会発行、小出仁、山崎晴雄、加藤碵一、共著　）

・　どちらも、美山とは異なる地域の解説ですが、直線に連なる地形だけが断層地形じゃない様に思えてしまいます。　

＜ＰnoＬ＞　科学的な裏付けなどまったくない、個人の思いつきと妄想です。

2020-08-10 美山の眺め…（その２）北から南

2020-08-14 美山の眺め…（その４）太古の昔

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