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( 山の連なりの特徴が分かり安いように、適当に茶色で補助線を書きまくっていますが、特に学術的裏づけがあるわけではありません、素人が適当に、思いつくまま引いています。北から南を向いて眺めた3Dマップで、地図とは向きが反対です。)
・ そこからみえてくる美山の山の特徴は… 主に北から南に向けての大きなまっすぐの連なった斜面が目につきます。
( 大きく見て、円原から新谷の谷、白岩から明石谷さらに川浦を横切って海の溝洞への谷、山で言えば、舟伏から中越、日永、ドウ、明神にかけての神埼川沿いの稜線です。)
( 崩れの面が稜線方向と並行していて、まるでマグロの塊をさしみ包丁で斜めにスライスしながら重ねているような形に見えます。)
・ むこう(南)の端に、横にまっすぐながれているのが、根尾につながる断層の武儀川、対して下部手前の蕪山から、左手上部に向かって蛇行して南にむかっているのが板取川です。
( 板取川をはさんで、美山の山と板取の山がつながって見えます、 三尾山から蕪山、クラソ明神から滝波山、など… )
・ 特に、北西から南東に向かっている、武芸川断層と、直交する角度のオリ谷断層や、峰山から相戸岳にかけての、ドミノ倒しに似た稜線の輪切り地形など… どんな大きな力が働いて今の地形ができているのか、素人では明確な理屈は不明ですが、全体が西から東に向けて広がりつつ、最終的に板取川あたりで、その向きを濃尾平野に向けて、徐々に南東方向に移動のむきを変えているように見えます。
( 相戸岳から峰山にかけての稜線は、崩れの面と稜線が直交しているようにみえて、クラソ明神の場合と対照的です。)
( 古代の琵琶湖から現在の琵琶湖が北に向かって移動して山にぶつかっているのとは反対向に、平野にむかって徐々に移動しているように見えて面白いですねぇ。)
「板取のオリ谷断層と、美山クラソ明神の略奪地形との関係が、おもしろい!」
" https://www.yamareco.com/modules/diary/173565-detail-202484 "
・ 地形から受ける印象と、地質マップを重ね合わせてみるとさらに興味深いです。
写真2: 美山の部分の地形図+断層 ( オンライン地質図 Gifu Geology Map より )
写真3: 地形図+断層 に 地質図を重ねたもの。( オンライン地質図 Gifu Geology Map より )
オンライン地質図 「Gifu Geology Map」
" https://geo-gifu.org/geoland/leaflet_wms.html "
岐阜県博物館 岐阜県地質図 「ジオランドぎふ」
" https://geo-gifu.org/geoland/ "
・ 本では、根尾谷断層、武芸川断層など、大きな特徴についての説明はみかけても、より局所的な、美山の地形についてかかれたものはほとんど見かけません、オンライン地図を見ていても、とても複雑で興味が沸いてきます。
( そして、もっと荒唐無稽な思いつきが、これらの山が東へ移動する前は、全部がつながっていて、○をつけた山の、舟伏と峰山と北山が、元は一つながりの山だったとは考えられないでしょうか… さすがに無理があるかもですね。 )
・ 続く暑さのせいで、妄想が止まりません。
PnoL: シロウトの個人の感想や思い付きのメモです、あしからず。
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