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( 付加体の成長速度(移動速度でなく)に合わせ、絶滅時期グラフと地形を重ねて概念図を作成。)
図1: 付加体に、異変の記録としての海山で記憶される。概念図。
( 付加体説明図図に、Wikipedia 下記出典の、生物絶滅グラフを重ねた。)
図2: 日本列島にかかる力の方向図と、異変時期グラフ。
( 出典:不明で確認中 )
図3: ベランの太平洋の海底イラスト。
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・ 一般的なプレート衝突時の付加体の説明図です。
接点の海溝から大陸側よりの部分に、火山フロントができます。
( 常に「マグマの上昇をともなう火山フロント」が小笠原諸島のように、常に存在しているなら、0.25cm/で成長を続けたら、 付加体のプレートは先端以外はすべて火成岩と変性岩でうめつくされてしまうでしょう。)
・ 現実の付加体(美濃帯も秋吉帯も)では、そんなことはありません。
それならば反対に、通常では「火山フロント的なマグマの上昇」はないと仮定したら…、 今の小笠原諸島のような「火山フロント的な海山の列は、どんなときにできるのでしょう。 )
・ この疑問から、火山フロントは、付加体と地殻の力のしわ寄せがきている、接点と平行に直線に発生する、地殻の弱い部分で、 普段は、マグマ上昇などの火山フロント的な活動は起こらず、なにか特別の異変のときだけ、マグマ上昇/海山の形成等の列を作ると考えました。
( 大きな異変とは、隕石衝突/大地震/火山噴火/など、そんな特別のときだけの現象だとすれば、 一面が付加体で作られたプレート上に、もし海山や火山の列があったとしたら、付加体がその位置にあったときに、大きな異変があったことがわかります。)
・ この考えかたを基に、現在のフィリピンプレートを見てみると、小笠原を始めに、紀伊半島、四国にかけて、海山列が列島の地形に影響した結果なのかもしれません。
( 図2では、グラフの位置と、異変のポイントを、意図的に幅をそろえて補助の矢印をならべていますが、この矢印の向きと間隔が大きな意味を持ちます。)( 図2では、反対に地図の方を傾けて合わせています。)
・ これらの海の底にある海山の列が、異変のあった時期をあらわしているように、わたしには見えて、当たり前なのかはわかりませんが、海山の列が、正しく異変の時期を表していると確信します。
( 海山だけでなく、異変に引いた補助線と、四国の土佐の両端が南にせりだした地形や、紀伊半島なども、補助線と重なって見えます。
現在の列島の地形がどれだけ複雑であっても、必ずその形になった理由と歴史があって、何かの痕跡を残してくれています。 それを基に実際に起こったできごとを描くことができれば、矛盾をなくすことができます。)
・ これらのことから、現在の小笠原諸島や、伊豆半島、箱根から、富士山につながる、火山帯列は、66Ma(6600万年前)に起こった隕石落下で初めて生み出されて、その後火山列が北上…順次列島に衝突したとゆう、仮説をたてました。
( 次回はこの、66Ma(6600万年)前の、富士山誕生のシナリオです。当分の間、常識では信じられない奇想天外な仮説がつづきます。)
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・ 始めのうち、地質年代から付加体の成長速度を計算したのは、もっと単純でした。
秋吉台がペルム紀で、奥美濃がジュラ紀なら、2地点の距離を「ペルム紀〜ジュラ紀」の年数で割れば計算できると思い、
そのときは、 500km/100Ma=0.5cm/年 と概算。
( チャートがたとえ現在陸地にあっても、太古の海ではじめに堆積してから、付加体として積み重ねられて、 途中大きな異変で、海山列ができて、さんご礁ができて、それが列島島弧に衝突して… 山になるまでの、 すべてのプロセスを、現在の地形からきっちり説明しきることができれば、ただの想像が、太古からの歴史の真実となります。)
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<P−T境界/k−pg境界> 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
" https://ja.wikipedia.org/wiki/P-T%E5%A2%83%E7%95%8C "
・ 顕生代の生物多様性(科レベル)の推移。横軸は年代を表し単位は百万年。
( 灰色がセプコスキのデータ、緑色が"well-defined"データ、黄色の三角が5大絶滅事件。 2億5000万年前に位置する谷間が、P-T境界、右側6000万年前の谷が、恐竜が絶滅したK-Pg境界 )
「 SVG version by Albert Mestre - Phanerozoic_Biodiversity.png, CC 表示-継承 3.0, " https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=3490982 " による。」
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