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東北日本では、反対に内帯側に下から押し上げてくる変成体によって「太平洋側に押し出されるように移動」しているように見えます。
( 海洋プレートの沈み込みを滝にたとえるなら、東北の陸の移動の様子は、まるで「滝つぼ」のようです。
いったん沈み込んだ海洋プレートと堆積物が、浮力で上昇した後、反対向きに移動する様子が、
滝つぼでの、縦回転の渦に似ています。)
・ イメージを図で書いてみましたが、今回は自信ありません。
図1: 2つの海洋プレートの沈み込みの様子 HIROSE Fuyuki's HP より 「太平洋プレート」
(気象庁気象研究所地震津波研究部に所属する 一一地震研究者が解析結果を紹介しているサイト)
" https://www.mri-jma.go.jp/Dep/sei/fhirose/plate/PAC.html "
図2: 東北日本への太平洋プレートの沈み込み 20220611 makobe
図3: 東日本大震災以降の地殻変動量(地震予兆研究センター)
" https://gonta0057.at.webry.info/201603/article_12.html "
・ ほかの本にも、西南日本と東日本の、地質や地史の構造的な違いを書いている部分はいっぱい見られますが、成因についての記述はあまり明確には科kれていません。
( まっすぐ浮き上がってきた変成帯が太平洋側だけでなく、日本海側にもおなじように広がりますが、日本海側の内帯では、基盤ごとの沈下の為に、せり出す動きにはつながらないようです。)
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同日追記:
・ 最近のプレートの説明図には「東日本」が「北米プレート」と明記されなくなって違和感があります。
私の中では、ユーラシアプレート=西南日本、北米プレート=東日本のイメージで、海洋プレートの太平洋プレートとフィリピン海プレートの、4つが出会っている場所が日本でした。
( いつから東日本がユーラシアプレート側になってしまったのかはわかりませんが、「ユーラシアプレート」と「東日本の北米プレート」の「プレート境界の線」も、明確に引かれなくなってしまいました、もともと別のプレートだった解釈が、どう説明すれば、同じものになってしまうのかが、納得できません。)
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