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（ 真夏の暑さは、窓全開+アクセル全開でしのぎますが、
「梅雨」のジメジメは、フロントガラスの内側が曇るので、
少しでも前がみえるように…
な・な・なんと「フロントガラスにヒーターの熱風を…」します、
もし同乗者がいたら、「このクソ暑いのに、ヒーター？」どっかおかしんじゃネ？ と言われそう。）
写真はちょっと昔のお気に入り写真、木陰で涼し気な愛車（ＪＡ１１）。
・ 休日が雨の日の時は「ひとり寂しく」ネットで地質と地史の勉強。
ＧＳＪ地質ニュース 高橋雅紀さんの 記事を読みました。
（ 「高橋雅紀」さんのレポート中の言葉の中に、
「東北地方の地質構造」に対する「悩ましさ」や研究の「楽しさ」が現れています。）
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＜ 以下東西日本の地質学的境界 から 部分引用です。＞
� 悄 繊 崟焼酘�本」の地帯配列が「東北日本」にそのまま容易には連続しないことは，「東北日本」の地体構造が「西南日本」と大きく異なっていることを示唆している．
さらに，「東北日本と西南日本の地質学的境界」がどこかに存在しなくてはならない．
「三波川帯」や「中央構造線」で代表される「西南日本外帯」の帯状配列は， 九州東部から関東山地まで連続することは明らかである．
一方，「北上山地」の中・古生界は「東北日本」の基盤岩類を代表する地層群で， 少なくとも「阿武隈山地」まではその特徴を追跡することができる．
したがって，先新第三系基盤岩類に関する「東西日本」の地質学的境界は， 「関東地方」に存在していると予想されよう．
ところが，日本一広い「関東平野」には新第三紀以降の地層が厚く堆積しているため， 「基盤岩類」はほとんど露出しない．
そのため，銚子にわずかに露出する「基盤岩類」や「筑波変成岩の帰属」， 「空中磁気探査記録」や、「地盤沈下観測」， あるいは「地震防災など時代の変化に対応して行われたボーリング調査結果」などなど， あらゆる情報を総動員して東西日本の地質学的境界が議論されてきた． 〜 』
�◆ 悄 繊 � 研究者が「自らの自由意思」で生き生きと研究しなければ， “目から鱗”のすばらしい発見や、新たな視点など見出せないだろう．
多様な考え，多様な興味，多様な研究スタイルが予想もしなかった大発見に繋がるのは， 大勢で 1 カ所をくまなく探すよりも，好奇心の赴くまま各人がバラバラになって探した方が， 宝物を探し当てる確率が高くなることから容易に予想がつく．〜 』
�� 『 〜 もちろん「地質学」そのものは， 一般の方だけでなく「地球物理学」など周辺分野の研究者にとっても、非常に難解な学問分野です．
私はここ 10 年ほど，地学教育とアウトリーチ活動に力を入れています．
それは，自身が見いだした知見を，他の人にも伝えたい心の欲求だからです．
私が感じた興奮の10 % でもいいから，他の人にも感じてもらいたいと思うのです． 〜 』
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・ それほどに、日本島弧の西と東の違いは大きくて、とても「同じ大陸から一機に開裂した…」と、一言で片づけられるものでないのが、今の日本のなりたちです。
今日は、高橋雅紀さんの資料の中から、お気持ちの表れた一節を、紹介させていただきました。
（ 毎度の勝手な引用と、勝手なＬＩＮＫ… 陳謝です。）
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GSJ地質ニュース 一覧
" https://staff.aist.go.jp/msk.takahashi/news.htm "
東西日本の地質学的境界： 高橋雅紀(2016/07〜2017/10)
【第一話】 事の発端
" https://staff.aist.go.jp/msk.takahashi/pdf/GSJnews/gsj_cn_vol5.no7_218-225.pdf "
【第二話】 見えない不連続
" https://staff.aist.go.jp/msk.takahashi/pdf/GSJnews/gsj_cn_vol5.no8_244-250.pdf "
【第三話】 銚子の帰属
" https://staff.aist.go.jp/msk.takahashi/pdf/GSJnews/gsj_cn_vol5.no9_279-286.pdf "
【第四話】 関東平野下の地帯配列
" https://staff.aist.go.jp/msk.takahashi/pdf/GSJnews/gsj_cn_vol5.no10_311-319.pdf "
【第五話】 鍵は夫婦ヶ鼻層
" https://staff.aist.go.jp/msk.takahashi/pdf/GSJnews/gsj_cn_vol5.no11_345-353.pdf "
【第六話】 日本海の拡大
" https://staff.aist.go.jp/msk.takahashi/pdf/GSJnews/gsj_cn_vol6.no4_p113-120.pdf "
【第七話】 火山フロントのずれ
" https://staff.aist.go.jp/msk.takahashi/pdf/GSJnews/gsj_cn_vol6.no5_p149-157.pdf "
【第八話】 日本分裂
" https://staff.aist.go.jp/msk.takahashi/pdf/GSJnews/gsj_cn_vol6.no7_p229-236.pdf "
【第九話】 幻の利根川構造線
" https://staff.aist.go.jp/msk.takahashi/pdf/GSJnews/gsj_cn_vol6.no8_p251.pdf "
【第十話】 待ち構えていた難問
" https://staff.aist.go.jp/msk.takahashi/pdf/GSJnews/gsj_cn_vol6.no10_p315-331.pdf "
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高橋雅紀のホームページ ： " https://staff.aist.go.jp/msk.takahashi/ "
・ 上記ＨＰから、各セミナーの講演動画が公開されていますので、順次勉強していこうと思います。
高橋雅紀さんの講演…／「日本列島の成立(48分)」 (日本古生物学会)等は、直ＬＩＮＫできませんでしたので、
上記ホームページから、「講演動画は→ こちら」をクリック…
そのあと「講演動画は(48分)は→ こちら」をクリックして視聴できます。
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追記： 20220618 0630
（ 上記動画のＵＲＬが記述できなかったので、追記しておきます。）
" https://staff.aist.go.jp/msk.takahashi/mov/PSJ2012/PSJ2012.mp4 "
小生も高橋氏の上記の一話〜十話を読みました。
得られたデーターを基にして、高橋氏が考える日本列島形成史が書かれていますが、まるで名探偵(＝高橋氏）が普通は見逃してしまうような証拠から見事に犯人（＝日本列島の形成史）を突き止めたような感じでして、わくわくしながら読みました。
小生もフォッサマグナに関心があります。
フォッサマグナはミステリーで、かつロマンを感じます。
・ 私は、何回読んでも理解できないところも多く、自身の知識不足を実感して歯がゆい思いのほうが多いです。
・ それでも、納得できるところと、不明なところと、いやそれは…と思うところに分かれます。フォッサマグナ、中央構造線、西南日本と東日本の違いなどについて考えていると、夢中になって、時間がたつのを忘れます。
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