|
|
|
（ これから東日本の地史を考えていこうとしているのに、いきなりやらかしてしまいました。）
図２： 基になった、日本周辺の、太平洋「海洋同時代線」詳細図。
図３： 世界の「海洋同時代線」図の、太平洋プレート部分拡大。
【 補足� �
・「海洋同時代線」は、海嶺から生まれたプレートの地磁気を、時代毎に海嶺に並行な線で表し、またその線の時代にずれを、直交する線で表しています。
（ プレートが生まれてから、どのように成長（移動）してきたかとゆう過去の「足跡」を表しています。）
・ なので… 今現在の「時代線」の方向と、島弧に働く力の向きとは少し意味が異なっていますが、 どんな「経路」をたどって、どんな「変形」をしてきたかとゆう、プレートの歴史となっていて、 そこには、ジュラ紀の末から現在までの履歴が残されています。
（ 現在の太平洋プレートの動きは、東の海嶺で生まれ、西北西にむかって一直線に日本に到着するイメージを持っていましたが、 実際は、海嶺自体は「逆Ｌ字」の形の中央海嶺から生まれていて、南で生まれ北へ向けて成長する力と、東で生まれ西へ成長する力が合わさって、「西北西」への移動になっていますが、
古い時代（ジュラ紀から白亜紀にかけて）では、南で生まれ北へ向けて成長する力だけの「北北西」でした。
南北方向の海嶺が生まれて、向きが変わったのが６６〜４０Ｍａの間だと思われます。）
【 これからの展開 】
・ 東日本の古地磁気
ａ）一般に反時計回りに移動したと思われる地域。
ｂ）９０度時計回りの残留地磁気の地域がある。
ｃ）２０Ｍａ以降の現在の磁北と一致する地域
・ それぞれを「誤差」と切り捨てることなく、過去の変動を説明をするには、２つの仮説が考えられます。
仮説（１） それぞれの反対方向にあった別の地域が、合わさって合体した。
仮説（２） 始めに大陸方向にそってあった古い地層がいったん大きく反時計回りの回転して、
そこである程度付加体が積み重なって成長した後、
太平洋側から日本海側に、時計周りに逆回転した。
・ 実のところ、北海道については勉強不足で、地域名と地質と年代と古地磁気が、ストーリーを考えることができませんので、
もう少し時間をかけて、資料を探していこうと思います。
（ その２つの仮説を両方描いてみたうえで、どちらが「もっともらしい」と思えるかを、比べてみようと思います。）
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する