日本列島地史（改３）：　私の仮説に「都合がいい証拠」を探して（その１）

2022年07月14日 06:53【新：日本と日本海の地史】全体に公開

日本列島地史（改３）：　私の仮説に「都合がいい証拠」を探して（その１）

・　日本列島の、ジュラ紀～白亜紀～現在までの、地質についての古地磁気（伏角）データです。
（　２０Ｍａ開裂説では説明できない、ありえへん？としか（私には）思えないデータです。）

図１～図３：　「地塊の運動」　より　古地磁気（伏角）データを、順次拡大。

補足：　緯度０度が、赤道で、現在の日本は３０～４５度　です
（　ジュラ紀付加体の美濃帯や三波川帯は、全てフィリピン海プレートを北上してきた付加体で形成されているので、　低緯度（赤道方面）からやってきたと考えれば「０度付近」で納得です。）

・　私が今回注目したのは、「ジュラ紀から中緯度」と表現されている飛騨帯の年代と緯度の位置…、一番古い年代の部分が、４５度周辺の高緯度にあり説明の通り「ジュラ紀から中緯度」になっているのが見られます。

（　説明にはありませんが、これらのデータは現在の日本列島のデータですから、赤線の破線の３５度を中心に３０～４０度にあるものなので、その後、現在の位置に戻って来たとすると、私の仮説…、東北地方の「いったん大きく南に屈曲」した後、海洋プレートの方向変動により「現在の位置まで」戻ったとゆう、内容と一致します。）

・　万一２０Ｍａ以前が全て大陸と一体になっていたら、こんなことはあり得ないはずです。

（　どちらかのデータの収集や分析方法に見落としがあったのか、その可能性を疑わず「結論」だけが独り歩きをしてしまったのでしょうか？。）

・　このグラフのサンプルの場所が問題ですが、少なくとも特定の地方だけのものではないようです。）
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追記：

・　前回のフランシスベーコンの名言にあった、

『　人間は、ある意見を、そうだと思いこむと、すべての事柄をその意見にあわせ、
　その意見が正当であると主張するのに、都合がいいように寄せ集めるものだ。　』

　その言葉どうりの、「私の仮説にとって」とっても都合がいい！ドハマリデータと言えないでしょうか？
（　ベーコンの言葉が「思い込みに流されるのを戒めている意味」なのは、十分承知しています　…　）

・　このデータからは、２０Ｍａより以前の地質帯でも、偏角が高緯度を示すものと中緯度を示すものがいる時点で、「２０Ｍａ以前は全て中国大陸だった」とゆう説に反するデータと言えると（私には…）思えてしまいます。

追記：

・　このところ思い悩む毎日が続いています。

（　専門家の方から見れば検討にも値しない、ほんとうはシロウトのただの思い込みではないのか？、とゆう自問自答が続いていて、「２０Ｍａの壁は疑問をさしはさむ隙間さえない事実なのか」…　その思いをひきづったままでは、次の図（改３）図の作成に進むことができません、何故なら「①開裂前」「②開裂後」ときて、次はこの②開裂後の上に、ペルム紀、ジュラ紀、白亜紀の付加体を積み重ねて③図を作り、そのあと④で東日本が閉じたあと、伊豆の衝突を経由して、現在の日本（ゴール）につながるストーリーだからで、６月７月と進めてきたことで、何とかなりそう？な気持ちと、またまた自爆して中途半端で終わるのか？、イケイケと落ち込みが毎週交互にやってきます。）

（　手書きの図は、鉛筆（シャープ）と消しゴムで書いては消してを繰り返して、およその輪郭がまとまったところで、色鉛筆で着色しています、結構アナログで、回転や変形なども、トレース紙で回転中心をデザインピンで刺して回しながら書いています、このデジタルな時代なのに、アナログな方法でしかイメージをまとめることができません、土日の勤務のない日にがんばって、書いています。）
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ＵＲＬ（１）
地塊の運動･・日本列島での構造運動　＜　03_構造運動日本資料WEB.pptx　＞
http://www3.u-toyama.ac.jp/ishikawa/Lecture/Grad/Grad_03a.pdf　
ＵＲＬ（２）　
古地磁気が語る日本列島・日本海の形成　　乙藤洋一郎
 http://geohiruzen.co.jp/wordpress/egj07/egj07_04.pdf

2022-07-13 日本列島地史（改３）：　フラン

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