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・ つかみどころがないので「永遠に固まらない生コン」を想像してもらうと近い気がします。
図１： 海洋プレートの年代図に地図を重ねたもの。
・ 図１を元に、プレートの海嶺での生成からの移動を、概念図にしてみました。
（ 本来分かりやすくするための図ですが、出来てみると「いまひとつ」でごめんなさい。）
図２： プレート移動とホットスポットの概念図。 20220726 makobe
（ この図では、ホットスポットの絶対位置は変わらないものとしています。）
・ 解説
＜６６Ｍａ以前＞
1）四角いプールの底辺の海嶺（赤）から、海洋プレートが生まれ「生コン」投入開始。
2）プレートは６６Ｍａまでゆっくり北上を続け、
＜６６Ｍａ以降＞
3）６６Ｍａに右辺に海嶺（赤）ができて、西に向けて「生コン」投入開始。 投入は西むけですが、底辺からの流れと合流、押されて斜め西北西に進む。
（ 同時に底辺の海嶺からの供給量が激減。）
（ 結果、全体としては、西北西に進んでいく。）
4）以降、現在まで続く。
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参考：
・ 図１では、北へ行くほど、横に広がってみえるのは、地図（メルカトル）のゆがみのせいです。
（ 実際の球面上では、イメージが変わります。）
図３： プレートテクトニクスの球面と、平面に展開したメルカトル地図の概念図。
（ 「 地球 」岩波地球科学選書 上田誠也・水谷仁 編 １９９２年 より ）
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