( 66Maのインドプレートの移動の加速について、次のような説明がなされている。)
『 〜 デカン高原を作ったプリュームがもたらしたマントル曳力は、
当時のインドプレートの運動速度を20cm/年まで高めたとみつもられており 〜 』
図1: インドの移動速度の変遷。「絵でわかる日本列島の誕生」2014年 堤之恭 著
( この前頁には、世界各地のLIPS(大規模噴火)とホットスポットの関連図がある。
にもかかわらず、この説明は、ガテンがいかない。)
図2: 66Ma隕石の進入角と、地球反対側の集中点、「ユカタン半島からの等方位線にそって」
" https://user.numazu-ct.ac.jp/~tsato/webmap/sphere/concentric/ " より
・ 「デカン高原のプルームの動きが、インドプレートを引っ張った…?」
私の視点はこれと正反対、なぜなら、インドが加速した位置がホットスポットに対応するなら、 デカン高原の大規模噴火の時には、その位置にいたはずで「動いていった」のは、デカン高原の方、
当時の「インドプレートの北側」で大規模噴火が起きて、「そのあと、インドと一緒に北上して、大陸と合体してデカン高原に位置になった」と、表現するほうが自然です。
( 結局は「引っぱられた」と「押された」の違いで、動きとしては同じことなのですが…
それでも、間違ったイメージを植え付けることが読者の混乱を招くので、私としては見過ごせない。)
・ 図2の、ユカタン半島と、インド加速地点、デカン高原「当時の」大規模噴火地点と、全ての事象が、当方位線の示す、地球の反対側の焦点に収束する。
( 水をはったたらいの円周上の一点から、波をおこすと、反対側の一点に収束するのと同じです。
いつも興味深いお話を楽しませて頂いています。
科学者たちが解明してきた事柄を鵜呑みにせず、疑問や違和感を放置することなく探求される姿勢に敬意をもっています。
僭越ながら、疑問や違和感こそが大切で、それこそが山を歩かれるお姿に反映されているのではと思います。
それは取りも直さずmakobeさんの生き方なのかと尊敬しております。
単独山行を好む私ですが、makobeの様な方と足の向くまま気の向くまま山を歩く事が出来れば、さぞ楽しく山を歩くことが出来るでしょうね。
いつも励ましていただいて、感謝です。
・ 私は妻とのハイキング以外、ひとりでしか経験がありません。
もともと体力ないので、他の方とご一緒したら、私が足手まといになるでしょう。
( 妻と歩くときは、私が遅い上に方向音痴なので、いつも置いて行かれます。
はなれると待っていてはくれますが…
遅いのは写真をたくさん撮っているせいにして、マイペースで歩いています。)
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