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ゲリット・L・ヴァーシュアー:著(松浦俊輔:訳)
(図1)を読んで。
図2: 火山噴火説や気候変化等の、諸説に対しての記述。
図3: 恐竜絶滅時(K/pg境界)での、物理事象の表。
・ この本が出版された1998年でさえ、隕石衝突のエネルギーが、地球に対して引き起こす事象について、過小評価されていると書かれている。、
( なのに、四半世紀が経過した今現時点の化学者でさえ(ネットニュース最新研究で)絶滅原因は「火山噴火」「洪水玄武岩」「気候変化」など、あたかも確定されたかのように、発表されている。)
・ 著者は「隕石の影響が過小評価されている」と言っているにもかかわらず(図2)の影響範囲を見てみると、まだ地球の上っ面(表層)しか見ていないことを感じる。
( 私見ではあるが、250Maの日本海隕石は、
66Maのチクシュルーブ隕石に比べて100倍のエネルギーであって、
地殻を突き破り、地球の表面的な直接の影響だけでは吸収されず、
マントルにそって沈み込む間に(それまでは大きくなかった北中国と南中国の間を上昇プルームで変性帯を作りながら、底上げするように拡大していった。)、
マントルの底に沈みこんだ後も、プルームを吐き出し続け、それがシベリアのLIPsとなり、
さらに大陸地殻を持ち上げ、大陸を2つに引き裂き、それでも吐き出し続ける上昇プルームが、
海嶺からの海洋プレートを生産し続ける原動力であり、海洋プレートの移動の原動力となっていて、
それらは、隕石落下から数億年が経過した、現在でも引き続き活動している。)
・ プレートの移動やマントルの対流も、そのエネルギーの放出によって、徐々に減少傾向にはあるが、
海洋プレートの流れる角度がある時期から突然変わったのも、
それまで動きがなかったフィリピン海プレートが、15Maに突然北上を開始したのも、
全ては、それまでになかった、上昇プルームの供給源である、隕石の核(=ホットスポット)が、
追加された結果が、突然の変化として現れただけである。
・ なので図2の表の下に書き足すとしたら、
「Ma単位」、「億年単位」の時間的広がりを持った、
ホットスポットによる「大陸の生成、編成、分裂、海嶺の創生と、
プレートの移動についての、早さと方向と、立ち上がりから減衰まで」
これまでの複数の隕石の影響の複合として、
現在まで、延々と続く「地球の歴史」が、全て隕石の影響と解釈でき、明解な説明が成り立つと思われる。
・ この本にも書かれているように、これまで書いてきた
私の日記の思い付きや仮説は全て「根拠のない憶測にすぎない」
( 「創造的な新たな考えを発案すること」と
「それが現実の世界にあてはまることを証明すること」とは、
全く別のことだ…、
とも書かれていて、
私のようなど素人には到底証明なンぞは、
手のとどかないところの話しです。)
・ 今年に入ってからの3つのテーマは「根拠のない憶測」
ではあっても、… 真実にたどり着くための「道」を表している…と、
自分では信じている。
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追記: 娘が、9月5日誕生の「初孫」を連れて、先週末に里帰り…
家の中の全てが、小さな「火の玉小僧」を中心に動き始めた。
( なので、深夜のパソコン作業が、おおっぴらにはできない状態で、投稿が途切れがち…、それはそれで、がんばって隕石データの整理や、空いた時間に新しい本をたくさん読んで、次の続編や新しいテーマへの足掛かりになればいいなと思っています。)
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