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今年は年初から「笑われてもいい」と、覚悟を決めて、
地史と地球科学の勉強を進めてきました。
( 自分の中ではまだ「面白さ」は続いているので、
これからも、継続して勉強していきたいと思っています。
当初は長くて3か月ぐらいのつもりで勉強を始めましたが、
途中2転3転はしたものの、手探りの独学が、
よく1年ちかくも続いたもんだと、自分自身に感心しています。)
・ 表題の言葉は、下記文献で引用されている専門家の方の論文の一節です。
( 本に載っていること、学校で習うこと、専門家が言っていること…
すべては過去のテクノロジーでしかありません、
未来につながるのは、今現在に於いては未知のテクノロジーかもしれません。)
・ 下記文献で引用されている専門家の方でさえ、
次の世代になにを、どう、引き渡すべきかで、迷い、憂い、悩んでおられます。
( 十人十色、同じことを見て、それぞれ別の捉え方考え方をするからこそ、 世の中が面白いんで、それが絶対的に正しいことか「エセ科学」かは、 見ている個人個人が、それぞれの経験と知識で自己判断すればいいことです。 )
・ 次の世代に、なにを、どう〜 ではなくて、あたりも外れも、全部さらけだして見せることで、 そこから先は、次の世代のこれからのがんばりに期待して、見ていようと思います。
図: ネット上にある、現在の日本の年代別の地質区分と、古地磁気が示す緯度を表したものです。
( 世間では、一般常識とされている
「30Ma以前には、日本海も日本列島もなく、
全ては大陸の一部でしかなかった … 」
とゆう「お話し」と、図とグラフが示す「現在の日本列島の地質」とが、
どれだけかけはなれているか、
年代のスケールでいえば、30Maは「右端の欄外」です。)
( 私の住む「岐阜県」のほとんどは、ジュラ紀付加体で出来ていて、2億年前のチャートやP/T境界の泥岩層なども身近なところです。 飛騨から石川能登にかけては、3億年以前の地層があるのに、
このグラフが示す時期には「何もなかった」と言っている。
「矛盾」とゆうより「どちらかが間違っている」としか思えません。)
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・ プレートテクトニクス仮説論争 西村寿雄 より
" http://www.cc-net.or.jp/~ja3aeh/5hisao/5-0%20sitetop2/2-2tectnics%20files/2-2tectnics.htm "
『 前略 〜
少し,長いがまずは上田氏の論文を一部転載してみる。
「 プレート批判の立場の方々の見解には、しばしば、現今、プレートテクトニクスがあたかも真理そのもののように中学や高校の教料書にもとりあげられ、
地学者は軽薄にも盲目的に自らの研究テーマがプレートテクトニクス原理で説明できるものとしている傾向すらあり、憂慮すべきであるという指摘がある。
主観の差といってしまえばそれまでだが私にはそうは思えない。
〜 中略 〜
プレート批判の先生方の憂慮は、紀憂どころか、私としては逆の方が憂慮すべきことのように思われる。
中学・高校でもプレートテクトニクスをうんと教えるとよい。

プレートテクトニクスの限界は日に日に明らかになりつつあり、
次への改革・脱皮がおこる日は遠くないだろう。

しかし、それはプレートテクトニクスからの発展なのであって、
いつまでもプレートテクトニクスは仮説か、理論か。
仮説なら教えない方がいいかもなどといっていては遂にどうにもならないことになる。


若い人々には、その時代の学問の生きた姿を伝えたいものである。 」
後略 〜 』
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