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＜ 地殻流動の定義 ＞
・ 古い地殻に上に、新しい地殻が積み重なっていく。
・ 上に水平に積み重なった、地殻の重みによって、下層の古い地殻層が押しつぶされて、周辺へ広がっていく横移動につながる。
・ 海山は海中に大きな山体となる部分を持っていて、基盤部の古い地層の上に、新しい山体が乗っている。
・ 海台は、海嶺から生成されているので基盤部と同世代の地質年代。
（ 後から来た新しい地殻は、海台や海山は越えられないが、左右に迂回して回り込んで基盤部の上に重なるときがある。 ）
図１： 今回のベース、ハワイ海山列と周辺海台の概念図
図２、図３： 古地磁気の年代と流動方向
＜ 移動方向について ＞
・ 古い地層と新しい地層が上下に重なる考えから、基盤が動いている方向と、古地磁気の図が示す表層地殻の移動方向とは異なっている。
・ 新旧地殻が衝突する場合、お互いの流動方向と、地殻年代からの比重の違いによって…振る舞いは様々。
（ 対等に押し合って、双方が合成した方向へ向かう場合、
古い地殻に新しい地殻が乗り上げる場合、
さらには、新しい地殻が古い地殻を押し動かしながら、新しい地殻が滞留、左右へ迂回する（海山や海台の場合）など。）
・ 一般には天皇海山列の地形の示す向きが、４０〜８０Ｍａでの移動方向といわれているが、天皇海山列生成時での、基盤移動方向は（図１の� 砲納┐綱明省�向と考えます。
（ 現在の天皇海山列の地形の示す向き、後に（４０Ｍａ〜現在）までに横移動しながら変形した結果です。）
・ 図１の�◆複亜腺苅娃唯瓠砲任蓮∪硝明召砲覆蠅泙垢�、その間も基盤の古い地殻は�，慮�きに進もうとして、横からの表層の新しい地殻の移動方向��との、ベクトルの合成方向が�△砲覆蠅泙后�
（ 上と下で、別方向に進もうとしている流動の様子をイメージするのは難しいですが、 実際の流体としての、河川や海の流れでは、上層と下層が異なる方向に流動していることは、普通にあります。 ）
（ 実際の地殻でも「フィリピン海プレート」と「太平洋プレート」の合流点でも、上層と下層が異なる方向に進んで、かつ、古い地殻の上に新しい地殻が乗り上げている部分があります。）
＜ 注 ＞
・ 昨日と今日の２日間で、パラパラ動画の為の原画、現在から８０Ｍａまで９枚の概念図を作成。
（ つなげてのパラパラ漫画で、上記前提条件を全て表現するつもりで（恣意的に）作っています。）
・ これまでにあったハワイ海山列と周辺海台についての多くの疑問と謎が解決できるように作っています、動画になるとどう見えるか… 完成が楽しみです。
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