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この段差は東北大震災以前からあったようです。
・ 私のはやとちりだったようで、先週の日記をご覧いただいた皆さん、すみません。
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Google Earthで海底探検
https://ascii.jp/elem/000/000/211/211527/2/#eid211506
図1と図2は上記サイトの2009年Google Earth画像
図3は現在のGoogleアース(2003年)3Dです。
( 写真はどちらも、原画から、部分的な色調補正処理をしています。)
・ これで見ると西側に落ちた山体のほかにも、同一面上の細かな亀裂のようなものが見えています。
年代の違いからの解像度の差なのかもしれません。…が
もし2009〜2023の間に山体の亀裂が増えたのかも…
( まだトリガー説に未練がある?、団塊世代はあきらめ悪いです? )
( こんな詳細な海底地形データは、どうやって収集したのでしょうか。)
「第一鹿島海山が東北大震災のトリガー説」は残念な結果になってしまいましたが、海山と地震との関連性については以前から指摘されているようです。
以下は、主に「日本列島の下では何がきているか、BLUE BACKS」を自分なりに解釈したものです(無知による間違いはお許しを)。
大陸地殻と海洋地殻に摩擦がなくスベスベなら地震は起きない。
摩擦があって大陸地殻と海洋地殻が固着していたものが短い時間に開放されたものが地震。
地震発生個所は一様でなく多い場所と少ない場所が観測されていて、おそらく大陸地殻と海洋地殻との摩擦が場所によって違うのでしょう。
その摩擦を決める一因が海山ではないかとのことです。
自分は上記の本から海山が地震発生部位に影響している可能性を知ったのですが、makobeさんは閃いたわけで凄いと思いました(決して皮肉でありません)。
(挫折しそうなとき、コメントをいただくと、はげみになります。)
・ 「日本列島の下では何がきているか」はまだ読んだことがありませんが、
fujikita さんの文面からは、従来のプレート論の範疇でしか、ないように思えます。
大陸地殻と海洋地殻との摩擦と、すべりでの地震の関係は、テレビや図でも見かけますが、私のイメージは少し違っています。
・ もし摩擦のありなしで地震をイメージするなら、
大陸地殻が垂直の壁で摩擦100%の時、そこに海洋地殻が衝突していたら…
スリップもなくて、地震は起きないのでしょうか?
( そんなことはなくて、海洋地殻が沈み込もうとするのを、大陸地殻との摩擦が邪魔をしているイメージそのものが間違いだと、私は考えています。)
・ 押している海洋地殻が、大きな海山によって前に進めなくなったことで、押しても移動できなくなった海洋地殻と、通常どうり進もうとする周辺の海洋地殻の差で、部分的に進行が滞留することでエネルギーの蓄積が発生します。
・ 今は「なんとなく」の漠然としたイメージですが、プレート論の壁を越えなければいけません。
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