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これと同じ図を、「ハの字開裂」で南側が開かれた日本海を形にしなければならない。
（ この太平洋地殻の先端がシホテリアンに届いている状態を、
日本海と呼んでいいのかどうか、わからないが、
とにかく現在の日本海が南が開かれて、
太平洋の海洋地殻が南東から北西に向かって、
流れ込んでいる様子を無理やりにでもイメージにしてみた。）
図１： 元図の閉ざされた日本海と、三角形の火成活動年代図。
（地学教育講座�─�日本列島のおいたち、より）
図２： 「ハの字開裂」に改変した、太平洋とつながっている日本海と、火成活動年代図。
（ 図１をもとに、筆者改変 ）
・ 今回はなんども書き直したけれど、うまくつながらなかった。
（ 自分でも気に入っていない。）
・ 狭い開口部から、太平洋の海洋地殻は北西向けに進み、
そこから、サハリン（樺太）から韓国まで扇を開くように広がりながら、 付加体を重ねることで、大陸を三角形に成長させていく…
そのイメージで書き始めたが、 なかなか位置関係が難しい。
（ 「海洋地殻が扇を開くように広がる」ことも、
自説の「海洋地殻流動」的イメージで考えれば、
せまい開口部から先、広い空間に出た場合は、円形に広がっていくだろう、 大陸境界の形に添って衝突、落ち込むことは不自然でない。
反対に現在定説の「一枚板のプレート論」では、
直進しかなく、途中で進行方向が変わったり、
先の地形に寄り添うような流動は、描くことはできないでしょう。）
・ 自分で気に入ってはいないが、試行錯誤のプロセスのひとつとして、 今回の図を見ていただきたい。
（ 頭の中だけで思い描くことができても、実際の図を描くことは難しい。）
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追記：
・ 私がこの「ハの字開裂」と「開かれた日本海」にこだわる理由は…
日本列島の変動を２段階に考えることで、これまで「謎」とされてきた、 地史のたくさんの矛盾点を、一機に解消できるからです。
フォッサマグナ、
中央構造線、
日本海はいつできたのか、
西南日本と東北日本の地質構造の違い、
グリンタフ、
火山フロントの時代の変遷、
閉ざされた日本海の北シホテリアンが海洋性付加体で形成されたこと、
フォッサマグナを挟んで、石川沿海と関東沿海、津軽海峡の３地点に
共通した海洋性生物が見られること… などなど
はんたいに、最後まで説明がつかなかった疑問点もある
古地磁気の偏角と年代が示す回転方向で、
どの地磁気の年代別グラフを見ても、すべてが２５〜１５Ｍａの変動を示す。
東北の２段階変動は、古地磁気においては問題なく矛盾しない、なぜなら始めの位置から、何段階いったり来たりしても、古地磁気としてはその生まれた時期の、始点での方向しか示さない、それも緯度の変化しかわからないので、同じ緯度でもどのあたりにいても、違いを示すことはできない。
古地磁気を見るときの注意点は、高温変成や圧力変成を受けた場合、
もとの磁極方向を維持しているか、変成時の磁極方向に変わったのか、
が明確でないこと。
（ 日本の地質のほとんが付加体で構成されていて、
はっきり表れる火成活動でのものかもしくは、数億年前の大陸性のものに限られることで、日本列島全体で言えば、火成岩と花崗岩ぐらい。）
日本列島の古地磁気だけにに限定していえば、
はっきり測定できる資料＝２５Ｍａ以降の火成岩しかなかったのでは…と、
思えてしまう、それが証拠に変動を示す古地磁気フラフ資料のほとんどが、
年代上限３０Ｍａであって、偏角も＋−６０度ほどでしかない。
（ 極端に言えば「２５Ｍａ変動」前後のデータしか採れていない？。
少なくとも現在から３億年で＋−180度のグラフで表示してほしい。）
（ すべてが均等に測定できているなら、少なくとも3億年前から現在までの、変化が示されていてしかるべきなところを、
理論値から桁はずれな測定結果を、誤差として切り捨てていないか、
それとも、はなから平均値しか見ようとしていないと思えてしまう。）
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