海洋地殻流動：　太平洋地史の新しい発見（その１）

2023年11月01日 07:28【新：海洋プレート流動説】全体に公開

・　今回作成の、海洋地殻流動のシュミレーション概念図、
　太平洋の新たな発見と言える。

　要素はシンプルで

　　①　２００～６５Ｍａの、北西向けの基本形。（プレート論と一致）

　　②　６５Ｍａ～現在までの、西向けの基本形。

　　（　③は、２と並行してうごいているが、元は①の続きの流量が減少したもの。）

　　この２つの流れは、
「古い地層の上に、新しい地層が上に水平に重なっていく…」とゆう、
　地質学で言うところの層序の基本通りになっていることに加えて、

　　その重なり合った上層と下層は、
　それぞれの海嶺から生まれてから進んできたその進行方向を保ちながら、
　進んでいるとゆう（にわかに想像しがたいが）現実の海洋地殻のふるまいとして、観察できる。

・　この２層が現在もそれぞれ別方向に進んでいることが、
　日本海溝での沈み込みとそこから発生する、地震のふるまいにも大きく影響している。

・　これまでの３つの図に、共通した形状ポイントを、青〇と黄〇で示してみました。

図１：　地磁気異常の色別年代図。

図２：　日本側から東向けに太平洋を見た断面図。（2023.03）

図３：　太平洋を球体としみた海洋地殻流動図。（2023.10）

・　図１での、特徴的な形状が、それぞれどうやってできたかを、
　これまでずっと考え続けてきました、
　半年前の図２で描いた、流動方向を示す黒い矢印も
　今回の図３での移動方向とも矛盾していない、
　「太平洋海底地殻」の流動についての結論と言えるかもしれません。

（　たぶん、日本の科学者さんの中で、太平洋について、
　こんな見方（考え方）をしたひとはだれもいなかったと思われます、
　今回の考え方をベースにして、地球史の全てにあてはめて、
　見直しをしていきたいと思います。）

・　次回は、太平洋海底地殻についての、もうひとつの新発見について…

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関連日記：

プレート論だけでは説明できない、現実の地球
 https://www.yamareco.com/modules/diary/173565-detail-313443
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