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「ムリオンと弱線」は、私は初耳でした。
( 海底地形の海嶺周辺の地形に関して、改めて勉強していての、新しい用語。)
海底は、わけのわからない、線とひだひだと、山と谷で出来ています、
(基本は大陸と同じ)それぞれの地形にはそうなった理由があります。
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http://ofgs.aori.u-tokyo.ac.jp/okino/amagma.html
上記サイトより、転載
『 中央海嶺で生まれた海底には特徴的な「ひだひだ」を観察することができます。
この「ひだひだ」は、海嶺ののびる方向に平行、
プレートの拡大方向に直交するように細長くのびた高さ500m位の峰と谷の繰り返しです。
この「ひだひだ」は断層運動と火山活動の産物で、
「ひだひだ」のパターンを解析することによって、
その海底ができた時の海底拡大の方向や中央海嶺の進化の様子を推測することができます。
世界中の海底はこの「ひだひだ」でいっぱいです。』
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< 補足 > 大きいムリオン構造を「ゴジラ・ムリオン」とか「メガ・ムリオン」とか表現するようです。
( 名古屋圏なら「でら・ムリオン」か? )
「ムリオン」に関する他の資料
図1: 下記資料の図
パレスベラ海盆メガムリオン域における精密地殻構造調査
https://www1.kaiho.mlit.go.jp/kenkyu/report/tbh25/tbh25-03.pdf
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私がここ数年山歩きをしていた、山県市の「美山地区」の山も、
大きくは鈴鹿方面から北上して圧縮隆起したものが、
県境での高い山に阻まれて、東に向きを変え、東に進み、
そこから南に位置する濃尾平野の低地に向けて、
崩れながら少しずつ移動しているように見えます。
図2: 美山地区の山の全体像(北から南「濃尾平野」向け)
( 全体としては東に移動しているように見えます、
細かく言えば、「相戸岳」は南に、
「北山」は南東に、「明石谷」は東に向かって、
崩れながら移動しているように、私には見えます。)
図3: 相戸岳から北の峰山への尾根の様子で、
きゅうりを輪切りにして、傾けて並べたような、将棋倒しに並べた形になっています。
( 海嶺から崩れながら移動するときにできるヒダとの関連はよくわかりませんが、 長い時間をかけてゆっくりひくいほうに崩れていく山の地形の様子は、 海底地形の「ムリオン」の地殻の移動と、なんとなく共通するものを感じます。)
・ 今回の美山の山と、太平洋の海嶺は、周囲や年代の条件も全く違う話しで、シロウトの何となく雰囲気だけの、地質学的根拠のある話しではありません。
( 後半は、あくまで「私感」です、いいかげんな話しですみません。)
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同日追記: お詫びと訂正
・ タイトルと本文で、正しくは「ムリオンと弱線」のところを
当初「ムリオンと弱層」と書いてしまいました、謹んで訂正、お詫びします。
( 「弱線」については次回に… )
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