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ニュージーランド地史の解説の前に、
これまでハワイの海山列でたどってきた海洋の地史を、
ちゃんとした形で整理、イメージを再確認していきます。
（ 新しい言葉や要素が多くて、混乱しそうです… ）
図１、図２： ＜ 太平洋海洋地殻の地史 ＞
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１）太平洋の原始の海底 （最下層＝不動層）… ５億年前以前
２）原始海山の創生（山の間の地殻の薄い部分を「境界弱線」とする。）… ４億年前
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３）南端のホットスポットからマグマ供給開始 … 2.5億年前
４）南の海嶺形成（第２層北西向けの流動開始） … ２億年前
５）全面が北西向け第２層で覆われ、安定した流動が続く … ２億年〜１億年前
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６）北端の新ホットスポットが活動開始 … ６５Ｍａ
（ 上記：���きァ，法⊃靴靴ぅ曠奪肇好櫂奪箸�らの供給が加わる。）
７）北から南への海嶺形成（第３層：西向き流動開始） … ハワイでは４０Ｍａ
８）全面が西向け第３層で覆われ、安定した流動が続く … 一部北西向きも混在
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＜ 特徴 ＞
・ 最下層は不動
第２層は、北西向け
第３層は、ほぼ西向け。
（ 第３層が届いていない、北西部は北西向け。）
・ �↓��い如�第２層に北西に流された、原始海山と海山列は、
西の端ユーラシアア東北に流され、
その後、�Г裡苅娃唯瓮魯錺ざ�曲変動が遅れて日本に届いた。
（ 日本島弧２５Ｍａ東北接合変動へとつながり。
黒瀬川帯として、四国南部に合体した。）
・ 海嶺の下には、原始海山の時代にできた「境界弱線」が、その根になっている。
（ 仮に、海嶺形成後の変動で、過去の海嶺が変動の影響で移動することはあっても、 過去からの「境界弱線＝海嶺の根」の部分は変わらず同じ場所にあって、 これが、移動することはない。
（ 最下層の底部の形状は、原始海山があったときと変わらない。）
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・ これらの、太平洋海洋地殻の流動史を、理解していただくことで、
次回の「ニュージーランド」の海洋地殻の解説をお読みいただきたいと思います。
（ この海洋地殻の変動史を元にして、
世界各地の海洋底の地形（ハワイ／ニュージーランド以外）について、多くの「謎」が、これから解決できます。 ）
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