|
|
|
下記、調査資料に、詳しい年代資料を見ることができる。
図1図2: 下記資料より主要な図説部分を抜粋
図3: ニュージーランドからフィジーまでの海底地形と構造図
・ 解説によれば、現在の北端から南へのふくらみは、
12Ma以降なので、
それ以前(40Ma〜12Ma)の変遷では、北端を真っすぐにかんがえればよい。
( 変化をシンプルな要素に分割できるのは、全体像を把握するにはありがたい。)
・ ただしフィジーの120度の反時計回り回転については、
この図では、その場での回転にとどめられているが、
古地磁気でたどる場合は、経度のついては不定と考えてみたい。
( 以前の古地磁気データでの反証では、
回転中心がどこにあるかは、古地磁気ではおよそのことしかわからないし、複数回の異なる移動が重なっても、結局は始めの向きと現在の位置との差しか、わからない、まして、地殻の衝突等で変性だあった時はそこでリセットされる可能性もある。)
---------------------
フィジー共和国の投資環境調査
JOGMEC金属資源情報より…
https://mric.jogmec.go.jp/wp-content/uploads/2020/09/environment2020_fj.pdf
第 1 部 – フィジーの歴史
以下 21 ページの部分転載
『 … 最近の研究により、後期中新世(7Ma)において
圧縮‐横ずれ圧縮の相変化が生じていることが明らかになった。
Yasawa 列島の後期中新世における地層の褶曲や逆転、
衝上断層は、North Fiji 海盆の拡大と Yasawa 列島の Viti Levu 島側への回転に
関連していると暫定的に考えられている。
同列島は、120°回転していることが最近の古地磁気研究により判明している。
Viti Levu 島南西部では、中新世
後期の堆積岩類(例:Tuva層群やNadi層群)の変形が、
走向方向にずれを生じさせる応力によって生じる横ずれ圧縮に関連しているとされており、
これも恐らく North Fiji 海盆の拡大に関係し、
小規模なプルアパート盆地やフラワー構造を形成したと考えられている。… 』
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する