・ 人間社会のほうは進化どころか退化していないか?
( 不満に目が行くのは、風邪の体調不良のせいかもしれない。)
・ 薬の量にしても、エンジンオイルにしても、
私が20代のころと比べれば、各段に性能が向上しているはずなのに、 なんでいまだに5000kmなのか、
70代の私の、適正分量が成人の1/8なのか?
・ よくよく考えてみると、仮に技術と性能が向上して、
2万キロに1回のオイル交換でいいオイルが開発されたとしたら、
そんなものを喜ぶのは、消費者だけで、開発者はもとより車メーカーや、 整備関係など、およそ車で生計を立てている人々にとっては、
儲からなくなるだけの不要な高性能なのだ。
・ そこで低燃費用に摩擦抵抗を減らす省エネオイルはあっても、
それを従来の車に使っても数%燃費が向上するとは決して言わない、
( 薬の効能も同じで、従来の4分の1で、効能があって副作用もなければ、理想だが、60代は半分、70代は4分の1にしてください、なんて、そんな売り手にとって儲からない話しは、研究対象にもならないし、あえて用法用量をわざわざ手間をかけて明記しない。
材料費や手間もほとんど変わらないのに、良く効く薬は値段が高くなる。子供が飲んでも大丈夫なように、調整されている薬は安い。)
効き目はそこそこでも、長く飲み続けてくれる年配者はいい患者で、 毎回スーパーの袋にいっぱい与えて、しかも「治らない薬」が、お医者さんにとって、薬屋さんにとってのいい薬なんだろう。
・ 物作りではこれを、オーバースペックと呼ぶ。
ちゃんと手入れすれば、50万キロ走れる軽自動車など、
ジムニー以外でも、古い車を大切に乗っている、コアな愛用者はいる。
しかし、半世紀が経過して、車も家電製品も同様に、
経年変化で長くて10年、早くて5年で寿命が来て買い替えを促すスペックが、 メーカーにとっての、いい車であり、いい家電なのだ。
年をとると、愚痴っぽくてすみません … 続く。
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