大陸地殻はどうでしょう。
( プレート論では、形が変形しないまま移動することが基本ですが、
地形と、地質と、地質年代にこれまでの地殻変動の痕跡を見ることができます。)
図1: 大陸の地質年代の図
図2: 東日本の地殻変動の概念図(筆者作)
図3: 東北地方のグリンタフと圧縮ストレスの概念図。
・ 図1のアメリカ大陸はどちらに移動して、
そのしわ寄せはどこに現れているでしょうか。
オーストラリアはどっちからどっち向きに移動して
そのしわ寄せはどこに現れているでしょうか。
( どちらも、その進行方向側が圧縮を受けて、新しい地質年代の山脈を形成しています。)
・ 図2の東北の変動概念図を見て、
東北はどっちからどっちに移動してきたのかを想像してみると、
接合面はフォッサマグナで、
接合の圧縮力をうけとめたのは、接合面と直交する日本海側で、
グリンタフの「T字形」の範囲と一致します(私の想像です)
・ フォッサマグナの底がないと言われますが、
西南日本と東北日本が遠く離れた所にあって、
別々のプレートの端が海洋地殻上層の西(もしくは南西)
への流動により接合した(25〜15Ma)大変動の結果です。
( フォッサマグナが、もともと離れていた別々のプレートが、
接合した部分と考える時、
その下(大陸地殻の数10km下)は、海洋地殻があるだけと、
私は想像しています。)
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