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・ 先日は、geoさんにコメントをいただき、ジムニー(JB)のお話しを教えていただいた。
「 … JB初期型でも(特に3型までは)コンピュータ制御の過渡期であり、
不具合の記録が読み取れず、ほぼアナログ車だから…。」の部分に、
車とコンピュータ制御テクノロジーの、時代の移り変わりを感じた。
・ JA11は、電子燃料噴射(スズキ/EFI)のハシリで、
燃料噴射制御装置とゆう位置づけの「コンピューター的なもの」は一応はついている。
なので制御範囲を超える異常事態が発生した場合は、
原因ステータスのみをランプ表示して停止する。
( 停止するといえば聞こえはいいが、早い話が動かなくなる。)
・ この異常事態の停止は過去に5回ほど経験があって、
ランプ表示を覚えておいて、キーをオフにして、再スタートすることで、
一応リセットはされるものの、不具合が解消されていないと動かない。
・ そんな時期だから、修理屋さんにとっての不具合情報は、
今動かない原因と、ドライバーの最近の違和感がなかったか… だけがたよりで、
ドライバーの「そういえば、最近何となく… 」
渋かったり、異音があったりもして… 等の、
ドライブフィーリングの変化で違和感を伝える。
・ 「不具合のデータの履歴」もないJA11のアナログ世代だが、
はたしてこの「何となく」の違和感とフィーリングが、
現代のコンピュータの不具合のデータに記録されるだろうか?
と、アナログ人間の浦島太郎的私の感覚では、大いに疑問に感じる。
・ コンピュータで今が便利になることはよいが、
技術者がそれがなかった時代のものを扱えなくなって、
( 経験する機会さえなくなってしまっては、技術の継承もできるはずがない … )
結局は、社会が古い物を切り捨てていく方向に向かうしかなくて、
「修理して使い続ける選択肢」がなくなってきているのかもしれない。
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