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始めはサイドブレーキが甘くなったと感じて、車屋さんに調整をお願いしたときのこと。
・ 彼(デーラーのメカニック)が言うには、
「 サイドブレーキの遊びも基準値で、
リアブレーキの利き具合は全て自動調整になっていて、
調整する部分はありません。」
… と言われてしまって、あきらめて帰ってきたことがあった、
・ それから数カ月経過して、坂道で止まる時に普通の操作では下がってしまって不安になったが、
改めて現状を説明して相談しても、同じ返事しか返ってこなかった。
( さらに乗り続けていて、急ブレーキの時にわずかだがお尻をふるようになったし、
そのころからブレーキオイルも半年単位でわずかずつ目減りするようになったが、
それでも、ブレーキオイルを継ぎ足ししただけでした。)
・ この例では、車屋さんの視点が(特に自動調整では最適状態をメカが保っているメカニズム)では、
「人が手出しをする部分はない」と、決めつけ、素人の違和感に耳をかさないことが問題です。
( マニュアルで調整する部分がないからと言って、
その自動調整メカが、トラぶっているとは考えもしない。)
・ 結局、とことん悪化して、リアブレーキの修理をしてもらったのは、
車屋さんを変えて、始めに違和感を感じてから数年が経過した後で、
車は「安全に走れて、安全に止まれる」ことが大前提なので、
ブレーキの違和感をそのまま放置して、走り続けることがどれだけ怖いことか、
自動調整を信じてそのまま帰らせる修理やさんを、わたしは信じたくない。
・ 理屈はわからないシロウトが考えて、何かおかしいと感じたとき、
理屈だけで違和感に耳をかさない専門家のなんと多いことか、
今の時代、何がどう変わってしまったのか?
そのうちに「コンピュータのデータでは正常なんで…」
と説明されて、ユーザーの違和感が聞き届けられなくなる、
のかもしれません。
( 浦島太郎の私には理解できないことが多くなった。)
自動車整備士の学校を卒業しても、本人たちいわく、ディーラーで満足に経験を詰めない整備士さんが多いようです。
部品交換ばかりで、基幹的な機械の作業はほとんど無いとか。よくエンジニアではなく、チェンジニアだって言ってます。
そして車という必須の乗り物のエンジニアが、安い給与で働かされてるのも事実です。
今の世の中は車も使い捨てで、10年経ってもメンテナンスして乗り続けるのはマニアックな人たちだけであって、消費者は買い替えますよね。
儲からない仕事はやりたくない、かといって儲からない金額で数を回す仕事ばかりやってるのも、事実ですし、なんだかなあと思ってます。
・ 実情はおっしゃるとおりかもしれませんね。
( それでも人の命に係わる仕事の重要性を再認識して、
不具合の兆しを見落とさないプロ意識を持ち続けてほしいと思います。)
・ いったん不信感を持ってしまったら、自分の車をそこにゆだねることができなくなります。
自動車ディーラーにとって、あまり相手にしたく無い客は、何かトラブルがあった時だけ訪れる客なんだろうと思います。
一般的に考えたら、サイドブレーキが効かなくなった、レバーの引きしろは変わらん、なら多分ブレーキのホイールシリンダーからブレーキフルードが漏れてブレーキシューがベシャベシャ。
ブレーキ分解して点検するだけでも手間はかかる。煙たい客は適当にあしらっておけばイイや、ってスズキディーラーのフロントマンの気持ちが透けて見えるようです。
・ お風呂〜ダーさんのご推察どおり、
リアブレーキシリンダーのオイル漏れでしたので、シリンダーOHとシュー交換で、
急ブレーキの不安も、Bオイルの目減りも、解決しました。
( ある意味ショックですが…
プロの方は、始めの段階で、おおよその見当がついているのですね。)
・ あまり相手にしたく無い客… そうかもしれません、(笑)。
( この話ででてくる「ディーラーさん」は、スズキのディーラーさんではありません。)
<追記>: しばらく考えてしまいました.
そのあと少し腹立たしい気持ちがわいてきました、
リアブレーキが片効きする状態で乗り続ける間、
どれだけ怖い思いをしたかが思い出されます。
反省点は、私の修理屋さんに対しての接し方にも、
たぶん問題があったのかもしれない… と。
( たぶん、私はコミュニケーションが苦手なのかもしれませんね。 )
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