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ビブラムソールの底。
発売当時は、同社唯一のビブラムソールを使用していたモデルだった。先日の降雪してドログチャとシャーベット雪の釜ノ沢五峰をノーアイゼンでありながら、ほぼ滑ることもありませんでした。ブロックパターンが同社のロゴマークという、見た目にも心配になる形状でしたけども、グリップは抜群です。元々、下りを楽に走ることをコンセプトに造られているシューズなので、不整地の傾斜地におけるグリップは抜群でした。底もソコソコすり減ってきてますけど、先日の尾出山で使用した際には、全く問題なし。まだまだイケます。
北ア・雲の平を４日間のテント泊縦走で使用しましたけども、足がどうにかなることもなく。この時、もう重登山靴など必要ないと感じた。もっとも、背負ってる荷物も軽かったですけど。ただ、ウォータープルーフをうたっておきながら、撥水に毛が生えた程度の防水しかありませんでした。カッパを着て歩くような雨の中では、水が沁みてきました。同社の当時のホームページを見ても、ウォータープルーフ素材に何を使用していたのか記載がなかった気がする。これが難点だった。
見た目は相当にヘタってます。2年も使ってれば、それは仕方のないこと。超厚底シークレットブーツ効果による長身のモテ男への大変身効果は…まるで感じられませんでした。少なくとも5cmは身長アップしているはず。これでヤマ●ール(死語)をキャアキャア言わせる予定だったのに。
「Tor Speed」は、もう廃番になってしまってますけども、「Tor Speed 2 Mid WP」が発売されていて、既に買ってたりします。後継モデルでは、アッパーが強化されて、防水透湿素材のe-Ventを使用し完全防水となってます。ソールのブロックパターンも配置に変更有で、グリップもより強化されているのでしょう。まだ使ってないので、何とも言えませんけど。
最近の同社のラインナップには、アッパーにスエード革を使ったハイキングシューズもあります。ま、膝やらが痛くなる方は、同社の超厚底を試してみる価値は十分にあると思います。ただし、欧州メーカーが欧州人向けに造った靴なので、適合するかどうかは履いてみてからですけど。
同じシリーズで後継モデルを買ってしまったし。お気に入りですけども、難点は足型が日本人向けでない点。
写真・左 買った時
中 現在の状態
右 底の減り具合
▼HOKA ONE ONE（フランス）
http://www.hokaoneone.com/
▼サンウェスト
http://www.sunwest.biz/hoka/
