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日本人が歩かなくなったのは、交通機関の発達した、ここ数十年の話で、江戸時代には平均して1日3万歩は歩いていたとか。そうやって生命活動を維持してきた人類が、急に歩かなくなれば、体調に不調をきたすことは明らかなことから、とにかく、歩きましょうという趣旨。
著者は『コロナ禍の9割は情報災害』という野心的な著作もある医学博士になります。この本の帯にも「医者に払う金があるなら、靴に使え!」と。近年のやたらと病名を造っては、あなたは○○病ですと診断し、あげく薬漬けにする医療体質を快く思っていません。なので、単に歩くだけというお金もかからず、誰も儲からないが、最善であり最良の方法を、熱意をもって、これでもかと推しています。
野生動物には、ほとんど癌が無いといいます。それは、歩き回ってるから。単純かつ明快。真理とは、シンプルなのかもしれません。