クマってすごい

写真は樹脂製の擬木の柱なんですけども、齧ったのか、引っ掻いたかして、ガリガリにしてしまっています。場所は、岩手県北上市の夏油温泉の奥にある牛形山と経塚山の登山道上。

熊は、木製の標柱などに塗る防腐塗料の揮発成分に嗜好性があって、かじったり、ひっかいたりするのはあるけども、固い樹脂製の擬木まで齧るとは。歯ごたえを楽しんでいるのだろうか。それとも、何かのストレス発散だろうか。

木製の指導標が破壊されてるのは、よく見かけるけども、擬木まで齧ってるのは、あまり見たことがなかった。こんな力で咬まれたら、ニンゲンなど、ひとたまりもないわ。

コメント

まあ

生獣☆moglessさん　こんにちは！

私は貴殿程、日本全国津々浦々を弛みなく歩いている方を他には存じ上げません
（知らないだけかも知れませんけれど）

撃退道具の数々を携えながら熊に遭遇しない奇跡としか言いようがない軌跡

お写真を拝見していると熊の破壊力は凄まじいですね

嗜好する匂い？マーキングの意味もあるのかしら？

生獣☆mogless

まあさん、コメントありがとうございます。

撃退道具といっても、スプレーと爆音鈴だけですけどね。
転ばぬ先の杖というか、備えよ常にというか、油断大敵というか、たぶん、臆病なんです。結果として、それが大過なく登山を続けてきた秘訣なのかもしれません。
熊は、100回登って１回見かけるくらいですかね。

ガリガリの擬木は衝撃的でした。あまり、擬木のこの状態は見かけないものでして。
また、牛形山も経塚山も、他の登山者がまったくのゼロだったので、いよいよ、スプレーを使う日が来るのだろうかと思いつつも、１本１万円もするから、使うのも惜しいなとこの時、考えていました。

立木にマーキングするより、樹脂製なのでマーキングが長持ちするということなんですかね。いずれにせよ、ここが熊の活動範囲であることは、骨の髄までよく分かりました。

鷲尾健

いや〜凄まじいですな
5月に鶴峠から小菅の湯へ歩いた時の道標の見事さと言ったら🐻
バリバリでは無くバキバキでした😅😅

生獣☆mogless

鷲尾健さん、コメントありがとうございます。

ありますね。たまに原形をとどめないくらいに破壊された標識。
木製だと破壊されるし、樹脂製も齧る。
たまに、鉄板で作られた看板まで破壊されてるのがあります。
熊はニンゲンの匂いがする人工物が嫌いということですかね。

hana0001

クチャンベツ沼の原登山口に設置された大きな立派な看板が、ヒグマの爪でボロボロに破壊されていたのを見た記憶があります。
COLD STEEL製叉鬼山刀ブッシュマン95BUS(レプマート税込4,400円)を熊対策の護身用に購入し、塗装用伸縮継ぎ柄(モノタロウ製、直径30mm、全長850〜2000mm、税込1,000円)にねじ込み固定できるように持ち手部分に手を加えました。https://repmart.jp/products/95bus.html
ブッシュマン95BUSの素材は炭素鋼SK-5で重さは約285gと本格的な叉鬼山刀よりかなり軽量です。
LEKIの代わりに伸縮継ぎ柄を登山ストックとして携行し、熊の前足のするどい爪で致命的ダメージを受ける前に、継ぎ柄(全長最大2000mm)の先刃で熊の鼻と口、喉元あたりを突き刺せば、ツキノワグマ(ヒグマはダメかも‥)なら、なんとか撃退できるものと確信しています。

生獣☆mogless

hana0001さん、コメントありがとうございます。

COLD STEEL製のは、確か、フクロナガサを参考にして作られたモデルでしたっけか。
それに伸縮自在の柄を付けて槍のように使えるようにするのは、面白いアイデアと思います。
COLD STEEL製のはお手頃価格と軽量さで気にはなったのですけども、北海道で至近距離でヒグマに遭遇してからは、ライフルでもない限り、とても私には勝てそうにないので、購入を見送っています。
といって、狩猟免許と銃砲所持の許可を受けて、猟銃を担いで登っていたのでは、もはや、本来の目的である登山ではないし。今のところ、見かけることはあっても、身の危険を感じたことはほぼないので、出会わないことに注力しようと思います。