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着々と。実は今夏の遠征に向けて必要と思われる用品を調達しているところです。今年も派手な渡渉の山に行く予定なのです。で。去年の幌尻岳、額平川渡渉の際に、あればいいなあと思っていたモノがいくつかあるのですが、そのうちの一つがこれ。「SBラバー足カバー」なわけです。ま、脚絆です。沢に入り込んだ際に、脛をガードしたいなと思いまして。水底にある苔石や、濡れた岩の上で滑って、近くの岩に脛をぶつけるのを防ぎたいというわけでした。失敗に終わった一昨年の幌尻岳遠征の時には、ある下山者が濡れた岩の上で滑って転んで、脛をぶつけて怪我して、生々しく出血してました。やっぱり、すね当てはあったほうがよいかなというわけでしてね。
当初は、単に脛をガードするだけであれば、メッシュの脚絆のほうが、水に入っても水はけよく、陸地に上がれば乾きも早く、軽くて通気性も良いかなと思って、ソレにしようかと思ってたのですけど、実際にワークマンに行ってみますと、メッシュ脚絆の他にラバー脚絆もあったのでした。昨年、北海道の沢に入って思ったこと。真夏とはいえ、水が冷たいということ。メッシュ脚絆では、当然ながら保温性は無いわけで。おまけに、ワークマン店頭にあったメッシュ脚絆は、寸が短いのでカバーする脛の箇所も限定的になる。メッシュ脚絆とラバー脚絆を持って重さを比較しても、あまり重さは変わらないような気がした。当然ながらラバー脚絆のほうが保温力はあるでしょう。ラバー脚絆は手触りはウェットスーツと同じ素材のような感じがするのですけど、よーく見ると、通気性をよくするためなのか、小さな孔が無数に開いている。ま、水の中で使うことを想定しているものでないですから、仕方なし。それでもメッシュ脚絆よりは、ダイレクトに水の冷たさを地肌に伝えることはないでしょう。
重量は一双で実測118グラム。縦方向の長さは22.5cm。サイズは店頭にMとLLしかなかったので、Mサイズを買いましたけど、Mサイズが脛の外周部何センチメートルまでを想定しているかが、一切、記載されてなかったので、たぶん、Mで十分だろうと推測しての購入でした。結果的にはサイズは合ってましたけど。形状が円筒状なので、靴下みたいに履いて着用します。ゴムなんで、多少、小さ目でも伸びます。どうせなら、ウェットスーツと同じくネオプレーンで通気孔なしで造ってもらいたかったですけど、そうなるとワークアイテムではなくなってしまうというわけですかね。
ちなみに、ワークマンで売っていたメッシュ脚絆は、どこのメーカー製造のモノか分かりませんでしたけど950円でした。丸五のメッシュ脚絆なら、ネットでもう少し安く売ってるのに。
実は、昨年、幌尻の沢で、沢初心者の前で思い切りずっこけて、膝から血を流してました(笑)
でも、沢登りをやっていて、膝を打つことはあっても、スネを打つことはあまりないですね。どちらかというと、スネの保温にいいと思います。冷えるので、スネを攣る人は、つらいんじゃないかと思います。
NYAAさん、コメントありがとうございました。
うぎゃ。そうなんですか! 膝を打つことがあっても、脛は打たないですか?
そういわれてみれば、幌尻岳で怪我をしてた人も、どこが怪我していたのか、怪しくなってきました。
てっきり、脛を打つものだとばかり思い込んでました。
でもまあ、脛のガードよりも、どちらかというと保温が目当てなので、これはこれでよいのです。
まずは、転ばないようにしたいと思います。濡れるし。
怪我した人も、渡渉の最後の最後で転んだと言ってましたけど、得てしてそういう時にトラブルは起こるものなんですね。山ってのは。
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