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シラカシを調べているときに,
>シラカシは「関東のカシ」と呼ばれ,関東地方に多く,生け垣に利用
>されるのはシラカシだそうです。そして,関西での生け垣はアラカシ
>がほとんどで,アラカシは「関西のカシ」と呼ばれるそうです。
で,関西のカシとしり,身近にはあまりないのかと思っていましたが,
>いわゆる「ドングリの木」の代表的な樹種であり、宮城県以西の本州
>から沖縄までとカシの仲間では最も広範にわたって分布する。
とり,ここ茨城も分布域でした。
※シラカシの日記(2013年06月24日)
https://www.yamareco.com/modules/diary/2110-detail-53804
更に,
>生け垣にもよく植栽されており、棒ガシなどとも呼ばれている。植栽
>する際に棒のように切りつめて植栽するからではなかろうか。関東地
>方ではシラカシによる生け垣が多いが、中国地方の温暖な地域ではシ
>ラカシが分布していないことが多く、アラカシが主役である。シラカ
>シに比べて芽だしが早く、ほぼ落葉樹の芽出しと同じ時期に新芽が出
>て、春の到来を感じることができる。
と,シラカシが温暖で育ちにくいことが,この棲み分けの原因だったようです。
なお,この度接見

>岡山県に分布する常緑のカシ類としては最も普通の種である。現在、
>斜面下部などで生長しつつあり、近い将来アラカシの優占した常緑広
>葉樹林が各地で見られるようになるであろう。常緑カシの中では二次
>林的性格が強く、萌芽性が高く、多幹になっているものも多い。急傾
>斜地などの不安定な立地に生育するのが本来の姿ではないかと思う。
と,将来の林を席巻

>アラカシは4月から5月にかけ、新葉の展開と同時に花を咲かせる。
>雄花序は長さ5〜10cmで前年枝の芽から出て長く垂れ下がる。雌花は
>新枝の葉腋に数個づつ集まって咲くが目立たない。花時には柄が目立
>たないが、稔ると数mmから1cm弱に柄が伸びる。柱頭は3つに分か
>れ、殻斗には横すじがある。ドングリ(堅果)はその年の秋に稔り、
>長さ1〜1.5cmの楕円形。
シラカシ同様雌花があり,課題が残ってしまいました。
名の由来は,
>枝の出方が荒いこと、幹に割れ目が多くて粗い感じがすること、材
>が堅いことなどから「粗い堅し」→「アラカシ」と呼ばれるように
>なった。似たような名前の「アカガシ」とは別物。ちなみに「アオガ
>シ」もある。
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