森の中ではさまざまな鳥の鳴き声が聞こえるのだが、その中で「ポポッ、ポポッ」という低い鳴き声が聞こえた。
野鳥の鳴き声は普通かなり高音で「ピチピチッ」という感じのが多いので、その低音が妙に耳に付く。ハトのようだけどちょっと違う。
「あれ、なんだろ?」というとカミさんは「フクロウでしょ。」などというのだがフクロウは夜行性で白昼鳴かないんじゃないか?などと思いつつ、そのままにしていた。
今日、それを思い出して調べて見ると私が聞いた声の主はどうも「ツツドリ」という鳥らしい。
渡り鳥で夏には日本に来ているとか。カッコウ科ということでカッコウのように「托卵(たくらん)」する習性があるんだそうな。
「ツツドリ」という名はその鳴き声が筒を叩いた時のような音だからだとのこと。なるほど納得。
なんだかあまり聞いたことがない珍しい鳥の鳴き声が聞けたようでちょっとうれしかった。
聞いた事がない鳴き声です。
規則正しく低い声でおもしろい鳴き声(^_^)
気にしてなかっただけかもしれないので、今度、鳥が鳴いたら耳を澄まして聞いてみます!
名前も由来を聞くと覚えやすいです。
この鳥は渡り鳥で夏しか日本にいないようなので、この時期だけ鳴き声が聞こえるのかもしれません。
私も初めて意識して聞いたような気がします。
この時期なら日本中にいるようですから、森に入ったらぜひ注意してこの声を聞いてみて下さい。
カッコウ、ホトトギス、ツツドリとも同じ仲間で初夏に渡ってくる夏鳥です。鳴き声はそれぞれ特徴的で似てませんが、たぶん姿は似ていると思います。pasocomさんのツツドリの写真は格好に似てます。カッコウ、ホトトギスと比べればツツドリは世間ではマイナーなように思いますが、声は少なくとも関東甲信越の山間部では頻繁に聞きます。低い声で「ポポ、ポポ」の正確なリズムを繰り返すので聞き分けが簡単です。出だしは変な声とリズムですが
これらの鳥はおおよそ大型連休くらいから聞こえてきます。これが聞こえると春本番が過ぎてたまに暑い日が出てきて、初夏になったなぁなんて感じます。
経験上、ツツドリが鳴きだすのが一番早いような気がします。いつまで鳴いてくれるのかわかりませんが、たぶんペアができて子育て時期に入ると鳴かなくなってしまうのかな?
コメントありがとうございました。
カッコウは私の家でも初夏になると鳴きだし、朝などうるさいくらいです。電柱の上や電線に留まっていてまるでキジバトくらいに見えますが、少し大きいですかね。
ツツドリはさほど珍しいほどではないそうですが、私は初めて知りました。考えてみれば登山道をスイッと登ってしまえばすぐに森林限界上に出てしまいますが、今回のように森の中をずっとうろつくなど、あまりしないことでした。
カッコウはなんとなく「高原の朝」の印象ですが、ツツドリはちょっとくぐもった低い声なので爽やかと言うよりも暗い森を思わせる印象です。
pasocomさん、おはようございます
この声、最初聞いた時は、鳥の声とは思えなかったです。何かの機械の音かと思いました。
友達と山歩きの時、聞こえてくる鳥の鳴き声を真似っこしながら歩くのですが、これが面白いんです。
人それぞれ聞こえ方が違うのか、真似するのがみんな違い、いつも大笑いになります。
先日の湯ノ丸では、ウグイスの声に大笑い。
黙々とゲレンデ急坂を登っている時、ずっと休まずに綺麗な声で鳴いていたウグイス。
みんなで「あんなに続けて鳴いて疲れないのかね」と話した矢先、突然、喉に何かが詰まったのか、甲高く咳き込んだように鳴いて、それからぱたりと鳴かなくなったのです。
一瞬、メンバーみんなで顔を見合わせ「ウグイス君どうした!!大丈夫か〜!!」
暫くして、また綺麗に鳴き始め、みんなで「ホッ」これまた大笑いしました。
有名なのはホトトギスの「特許許可局」とか「テッペンはげたか」ですね。
物書きが聞くと「原稿書けたか」に聞こえ、頭がはげた人が聞くと「テッペンハゲタカ」と聞こえるらしい(笑
鳥の鳴き声、面白いです。
この時期、ウグイスの声も聞きますね。「ホーホケキョ」は「法華経」にも聞こえるとか。
声が詰まると「ケキョケキョ」となりますね。
この間話題になったように春セミらしき「ジーン」という音も聞こえるし、合間には「カカカッ」というキツツキの木を叩く音も。
この季節の森の中は実はとても賑やかですね。
そこにこの「ポポポッ」です。確かにこれはポンプとか何かの機械が動いているような気もします。「ツツドリ」という名前は昔の人もそんな音に聞こえたのでしょう。面白いことです。
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