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そこで、そのコメントに
「調べたら今年は6/7(日)に八ヶ岳開山祭というHPがありました。赤岳山頂と北横岳山頂で行うそうです。
http://www.tateshinakougen.gr.jp/yatu/event/kaizansai.html
」とレスしたのだったが・・・。
後になって、この開山祭の写真(去年とかのだろうけど)をよく見たらあっと驚いてしまった。
祠の前に立つ神主さんやその後ろで頭を下げている方々の後ろに見えるのはなんと中岳と阿弥陀岳のようだ。
ということは、赤嶽神社の祠はそちらを向いて建っているということだろう。
(2018年の開山祭での写真でも同じだが・・・
https://blog.nagano-ken.jp/suwa/nature/6249.html )
なんと迂闊なことだろう、前回日記で「怪しい祠」と書いた「太成宮」は明らかに東を向いている。だから隣に並んでいる赤嶽神社の祠も当然同じ向きだとばかり思い込んでいた。
上写真左は赤岳山頂のワンショットとしてよく撮られる向きだ。この右の祠が赤嶽神社なのだが、よく見ると祠の屋根の形も素っ気ないし、その下の祠本体部も平らで、あるべき窪みがない。どうもこちらは背中のようだ。
で、反対側から撮った写真をネットで検索してやっと、「おみやさん」という下記サイトを発見した。いや、こちら側からの写真は本当に少ないのだ。
http://www.omiyasan.com/mountain/post-437.php
(または上写真右)
これを見てみると、赤嶽神社の祠の屋根にちゃんと「唐破風(からはふ)」というふくらみが付いていて、こちらが正面だと表している。また屋根の下の本体にも窪みがあるから、こちら側が正面だとわかる。
この写真と上写真左を見比べれば一目瞭然の違いだろう。
「おみやさん」のページには「諏訪地域の神社らしく、周囲には小さいながらも御柱(おんばしら)が建てられており・・・」とある。なるほど周囲の材は御柱なのか。たしかに柱を四隅に立ててある。
だが「朝陽を望むように東向きに置かれている。」というのは間違いだろう。
ここまでの考察で分かるように神社は西の方を向いているのだ。
考えてみれば赤嶽信仰の本拠は茅野だ。茅野の神様が茅野に尻を向けていたのでは具合いが悪いだろう。
してみると、私たちの多くは(いや、私だけか?)赤岳山頂で「怪しい祠」にだまされていただけでなく、なんと赤嶽神社の裏側から拝んだり撮影して喜んでいたらしい。なんともトホホなことだった。
今度赤岳に登ったらぜひ正しい向きから参拝したい。でも、あっちの方はけっこう断崖だったような・・・(^^)
上写真左)赤岳山頂で普通に見る方向の祠
上写真右)阿弥陀岳方向から見た赤嶽神社の祠
あそこが表でしたか!!!
いつも標柱側は混雑しているので、祠の向こうにまわり、コンクリの基礎に腰かけ、阿弥陀を見ながらランチが私の定番でした。
そこが正面だったとは
そこから見てそこがその正面と分かっていたとは思うのですが、東にも正面があると思い込んでいたりして、、、何も考えてなかったというところでしょうか。
改めて考えると不思議なトリックのようなことがおきているのですね。
やはり同じでしたか(^^)
私が赤岳に登るようになった頃は「怪しい祠」の方にキン肉マンの人形が置いてあり、そのせいか?そちらが本尊みたいな祠だと思っていた。なので隣にある小さい方の祠など全然注目もしていなかったです。なにしろあの「弥栄」の柱が目についてしまい・・・。
なので、「赤嶽神社の社は隣です。」などと書いたものの、開山祭HPを見て「あれっ?」と驚いたのでした。
私も「何も考えてなかった」仲間でした。
でもちょっと考えれば赤嶽神社の祠なのだから茅野の方を向いているはずですよね。
開山祭も「茅野市観光協会」等、すべて茅野の団体の主催ですし。
誰でも知っていそうな祠がこんな状況だったとは、そのこと自体が驚きですね。
こんちはpasocomさん
トホホ、、2号の、いや3号かな??のワタクシc-54です 。
いつもためになる情報ありがとうございます
ちなみに御柱はコンクリート製(石?)なんですね〜!
おはようございます。
やはり私だけではなかったようで、なんだか安心しました(^^)
あの並び方を見たらどうしても誤解してしまいますね。怪しい神社と二重誤解でトホホホホ・・・というところです。
御柱は上左写真で、石垣の四隅に立っているものだと思います。実物は覚えがないのですが、どうも材木のようですね。
自分もトホホでした
この1年で赤岳に5回も登っているのに
また登りに行かないと・・・
でも確かにあの表側って断崖絶壁だったような?
この一年で5回も登っている!とは驚きました。
ただ冬期だと山頂に長居はできないことも多いし、他の時期の休日だと山頂は大賑わいなことが多いですから、ゆっくり祠を観察することも難しいですね。
nori3さんによれば祠の反対側に回れば、いつでも混雑を避けてくつろげるようです。
あっち側は、いわゆる「赤岳主稜」と呼ばれるクライミングルートですね。でも開山祭の写真を見れば普通の人が何人も立てるスペースはあるらしいですから、どうぞ次回はそっちに回ってみて下さい。
赤岳の祠も阿弥陀岳を通して、富士山の方まで
向いてんだなと思っていました。
富士山の方を向いている祠は多いですね。
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