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私の足元を見て、「あら、かっこいい!地下足袋じゃないですか」という話から山の話へとつながり、やがてここが常念小屋一族のお店だったと言うことを初めて知りました。壁に「一ノ俣小屋」と書かれた看板があり。
初代山田利一氏が常念小屋を建てたのが1919年、その後一ノ俣の出会に「一ノ俣小屋」を1921年に建て、1933年にはこれをすてきな丸太小屋の、帝国ホテル並の高級山荘に新築したそうです。ところがわずか10年後1943年、某大山岳部の不始末で全焼、さらに翌年には大雪崩のデブリと洪水が襲い、場所変更の必要が生じたそうです。そして戦後、場所を槍と穂高の分岐に当たる3キロ下の横尾に移して再建したのがいまの横尾山荘(1946)なのだと。
その旧一ノ俣山荘の写真を見せていただきました。当時としては超モダンなスイス風丸太作りは、札幌近郊に現存する北大山岳部の空沼小屋(1928)によく似ています。テラスもあって、これはすてきな山小屋です。
今では一般道としてはやや危険で使われない常念小屋からの一ノ俣沢が、当時までは安曇郡から上高地への最短ルートとしてよく使われたけれど、釜トンネルの整備が進み梓川下流側からの交通が整備されて、横尾のほうが重要な場所になったという事情もあると思います。
聞けばこのお店の場所は、以前ヘリ荷揚げを使う前は常念小屋への積み荷の倉庫だったとのこと、昔は長屋で、隣が槍ヶ岳山荘の穂刈さんちだったことなど。?六九商店街といえば昭和50年代までは松本で指折りの繁華街だったが、今はほとんど店が無いほど変わり果てている。でも思い出深い通りだ。訪ねてよかった。個人商店にどんどん行って、昔の話を聞くのが大好き。
「あら、かっこいい!地下足袋じゃないですか」そんな足回りで踏み込むyoneyamaさんもyoneyamaさんですがそんな反応をしてくれる店主も店主ですね。機会あったら私も訪問してみたいです。一ノ俣谷に「山田ノ滝」ありましたね。
おばちゃんに一ノ俣沢の話しましたよ。山田の滝も。あの二股にこんな立派な小屋があったなんてねえ。ちゃんと入れたコーヒーは300圓でした。
こんにちはー
シンフォニア!高3ー浪人時に何回か行ったところです!
なつかしい、まだあったんですね
あの辺りは色々変わってしまってバンタムくらいしか確認してませんでした
当時でも5,60くらいのご夫婦でやられてましたがご健在ということでしょうか
すごい!
コーヒーとサンドイッチが美味しかったしクラシックかジャズのレコードが毎度かかってました
また行ってみたいと思います
余談:その付近に団子屋があったのですがここは閉店確認でした・・・
こっちに戻って行きたかった場所の一つですがなかなか難しいです
おばさまは健在です。今はコーヒーだけだそうですが、山の話ができます。僕なんかは町の昔の話を聞くのが好きなので、タイヘン楽しかったです。
あの通りで他に残っているのは、山屋飴店だけですね。西堀の通りも随分変わりましたね。
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