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それから30年、山里の高齢化と無人化が一層進み、クマの世代交代も進み、更に事態は進んだ。
松本の市街地近くで一昨日クマの目撃情報があった。人々は驚くが、クマには道がある。山と街をつなぐのは川だ。周囲の山から川を伝って来たら突然市街地で見つかることになる。梓川も奈良井川も、奥山と直接つながるチャンネルだ。
30年前は、北アルプスにはたくさんいたけど、松本盆地の東山(美ヶ原や高ボッチや八ヶ岳)にはほとんどいなかった(30~50頭)。でも15年ほど前には東山の生息が確認され、やはり追跡調査で扉峠から麻績の聖山まで同じ個体が移動しているのが確認されている。30キロも、短期間に移動している。川に沿って東山に来たのかもしれない。国道19号だって夜中に渡ったりしている。
山でクマが怖くないんですか?とうんざりするほどきかれるが、奥山では、いつもクマが僕を見ているのを知っている。藪の中からクマが、早くあっちへ行っってくれないかなと願ってこっちを見ているのを感じている。
クマまかせの危機対策で、乱心クマにはお手上げだから、いつかガブガブやられるかも知れないという想像と覚悟はしている。だが、事例を見る限り、奥山での可能性は高くはない。
でも山と言っても、人がたくさん集まる山のクマはそうじゃない。人間はあまり怖くないと知っていて、おいしいものをくれるやつもいるようだ、と近づいてくる新世代クマだ。上高地(2020、2023)や知床(2025)や乗鞍岳の山頂駐車場(2009.9)や太郎平小屋(2025.8)や、白馬岳、室堂のテン場みたいなところは、人が多くて食べ物が余っていて危ない。クマは人が多い山こそあぶないと僕はおもう。
以前信州ツキノワグマ研究会の代表だった林さんに、身辺整理とのことで本をたくさんもらった。ずっと地道な活動をしてきた林さん、本をたくさん読む人生でもこうなるんだな。よく憶えておこう。もらいきれない沢山の本を馴染みの古書店に運ぶ手伝いをした。
熊同様に沢(谷)づたいで、人里に出没するようです。家族の住んでいる神戸市内でも、名高い六甲山の麓ですが、イノシシ被害にあっています
*個人的には、鳥獣保護法を見直してもらいたいと思います
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