山登りはもちろん楽しいから行くのだけど、山の中で死ぬ可能性を考えて、いつ死んでも良いように普段の暮らしで想定するようになったのが大きな影響だ。
まず、日常でやりたくもないことや尊敬できないことは抱え込まない。それでも仕方ないときは粛々と早く済ます。溜め込まない。楽しくできるように工夫する。
ぼーっとするのは良いけど一日を振り返って後悔がのこるような時間の使い方はしたくない。時間の使い方は自分次第だ。
身近な家族、遠くの知らない人含めて、なるべく上機嫌で過ごす。不機嫌な時間は死んでいるのと同じだ。人生は短いから、死んでいる暇はない。
山で死ぬのも、病院で死ぬのも、死ぬのは同じで、必ず死ぬ。どう死ぬかには意味はない。きょうどう生きるかのほうが重要だ。
いつ死ぬかはわからないが、山に行くたび、今回死ぬかもしれない、と一度覚悟する習慣は、日常の過ごし方のきっかけとして、かなり大きい。一度仮想で死んでみる習慣だ。
周りの片付けもするし、できる限りめどもつける。家族との時間もいっそう丁寧になる。限りある食事をいい加減なもので済ませたくない。調子に乗って遺書を書いてみるのも良い。
危険な山行ばかりではない。裏山でだって死にかける。ワルいクマにかじられるかどうか、完全な対策など無い。覚悟をしてあるかどうかだけだ。覚悟もなしにかじられるのは耐えられないだろうな。
一度死んで生き返る仮死体験が山だ。
「この登山から帰ってこないかもしれないしな。私が帰らなければ、家族は掃除する心の余裕もなくなるだろうしな。」と思って、毎週の習慣にしています。
かなり変な習慣ですが、毎週死を意識するのに役立っています。
山登りの効能というか、金曜朝はお掃除、いいですね。
「メメント モリ」(Memento mori)を実践されているわけですね。
私も、雪山や長期間の山行の際には、部屋を片付けたりしていたし、一度 雪山で遭難してしまった経験があるので、言われていることが、良く解ります。
(最近は、生きているのか死んでいるのか? といったぼんやりした日々ですが、、(笑))
長期山行はやはり人生の縮図だし。経験は何もかも自分のものですよね
住んでいる団地は高齢者向けで、80〜90代がメインで70代など若造の部類でまだまだペイペイです。
住人の半分以上は一人住まいで、車いすの方、杖をついている方も、何人か見られますし、もう、ほとんど部屋から、出てくることすらなく、デイサービスの世話になっている方も数人いらっしゃいます。
そういう方々の中で暮らしていると、今、五体満足でボルダリングジムに通えていることにめちゃくちゃ感謝してしまいます。
この先、無理に頑張ることより、気長に、ノンビリ、山を楽しんでください。
山で死ぬことは考えてないけど、長期の山行の前には家事全般を済ませてから行きます
帰宅してから、家事をしたくないってと思っているのと『スッキリ』してから臨みたい
4月に40年来の山の仲間を亡くしました
彼女は、20歳年上なので80代・・年明けから体調が悪かったようなで、少しずつ準備をしていたようです
息子さんから亡くなった連絡を受けて、翌日お別れに行きました
遺書には、各連絡先から葬儀の希望、各保険等の証書、家の権利書等すべて並んでいたそうです
家族葬との指示もあり、使う遺影(山の中で、花を背負ったちょっと若い彼女の写真)も用意されてました
あまりに潔い友人に、山仲間と讃えました
一番、驚いたことは・・『不仲だったご主人のお墓には入れてくれるな、自分の実家の墓に入れてくれ』と書かれていたこと
そんなこんなで、今年は少しテンパっています
使える体力はなくなったけど、時間はたっぷりある
無理せず、ちょっとロングな山行を企画してます
段取りのいい友達ですね。夫とは段取りうまくいかなかったのも、そういうこともありますよね。
しかし死んだあとのことは僕はどうでも良いかな。お墓が必要なのは死んだ人ではなく残った人のためのものだと思うから。
機嫌よく過ごす、賛成です。私は人からみていつでも上機嫌だそうです。不機嫌にしたっていいことなんか何ひとつないから…。
機嫌の良い人とはまたあいたいですね。信州方面にお越しの際はお声掛けくださいね
米山さんほどの著名人なら、亡くなられた際はメディアの訃報があるはずです。
少なくともNHKからは…
日本人男性の平均寿命は約81歳ですが、61歳時点ではあと23年近く生きられます。
以前、NHK-tvでⅯemento Ⅿoriを論じていましたが、先々を案じてもなるようにしかならないので『今』を大切にして生きたいと思っています。
狭い世界の中の著名人だと思います。誰でもそうだけど。死んだあとのことはどうでも良いのですが、今が一番楽しいですね。
今、私は、日常でやりたくないこと尊敬できないことがわからなくなっていて。自分の事なのに分からなくて決められなくて、情けないのですが、、、
少しは好きなのか続けたいのか仕方ないのか義務なのか、全てに線が引けなくて。
限りある時間の使い方、よく考えなければと思いました。
そして、毎日上機嫌に!陽気に!楽しく!生きることを忘れずにいきたいです。
気づかせていただきありがとうございました。感謝です。
線が引けなくても、何からでも何かしら学びを楽しめればいいですね。自分が上機嫌になることを尊重するってことでしょうかね。
おはようございます☀
珠玉のお言葉の数々、ありがとうございました。
先日市立図書館に、【メメンとモリ】というヨシタケケンスケさんの絵本を予約したのですが、人気作のようで手元に届くまでにはまだ暫くかかりそうです😊
ヨシタケケンスケそんな本があるんだ。さすがのことばセンスですね。読んでみよ。
【ヨシタケシンスケ】さんでした💦
僕も間違えてた!
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