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先日は松本の歴代城主23人の名前を全部憶えました。一回目は20分ほどで一応憶えます。10分ほどして思い出すと半分以上出てこない。またおさらいを数回すると数日の間にどんどん完璧になっていく。一ヶ月、半年でまたやり直すけど、初めてのときよりは早いです。
戸田光慈、光雄、光徳、光和、光悌、光行、光年、光庸、光則と、似た名前で読めない読みも多いのですが、漢字、かなの二重言語は、ややこしいようで視覚、聴覚の両面から記憶の襞にピタリとふれるホールドがむしろ多いです。
これが、全部憶えた上で関連の本を読むと、憶えていなかったときとは比べ物にならないくらい頭に入り、眠くなりません。順番はこっちだったのである。名前をすでに知っていると、この大名、こんな嫌な性格で、家来から信用されていなかったんだという情報が生きます。配下で裏切られ滅びた国衆の山城を以前歩いたときの記憶も合致します。骨組みの情報に徐々に肉付けされる順番です。
よくロシアや南米の小説で、名前が憶えられん!という人が居るけど、はじめに巻頭の名前紹介欄をイッキ憶えしてしまうのも手かもしれません。ワシーリー・スティパーヌィチやセミョーン・イワーノフとか。なんの話か忘れても、いまも名前だけ記憶に残っているロシア人が居ます。
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このところ憶えたのは、16世紀末の「元亀」以降の元号40、アフリカの国名と位置全部、アメリカの州名と位置50、ロシアの構成体名と位置85など。暗記によって、真っ白だった紙の上に地理的、時間的な方眼線、時間軸が刻まれるので、その他のものがすべて関連付けられてわかりやすいです。
昨年読んだ「ロシア語だけの青春」というひたすら露文を暗記して過ごした黒田さんの本で、「暗唱をしていない外国語学習は、底が浅い」とあり、いやまったくそのとおり。勉強できるとか頭いいとかの話じゃなくて、筋トレの範疇なのです。でもトレーニングすると、筋肉はしなやかになります。
写真は松本城で売っているチャラい表紙絵の歴代城主紹介パンフ。漫画も記憶のホールドにひっかかり〼。「松本大変」。
山の名前をわざわざ暗記する人はいないけど、百名山くらい、なんとなく憶えてしまうのはなぜでしょう。焼山と焼岳とか、決して間違えません。やはり体に刻むせいか?
昔ね、中学生時分、社会のテストでマホメットという人物をマメホットと解答し、何故か採点では○がついていたのですが、
隣の男子に見事摘発され、減点された苦い思い出があります。
なんだか、はとがマメ鉄砲くらったみたいな(笑)
それ以来、マホメットがどんな人物かはよく知りませんが、逆にマメホットとは二度と間違わないようになりました。
私的には、ブルース リーの
「Don't think, Feel.(考えるな、感じろ❗)」がピタリときます。
暗記が頭の筋トレとは素敵な発想、ほんと何事も体に刻みこむ、体現するのがよいかもしれませんね。
リーも、「あーだこーだ考えるより、
まんず、やってみへんがー、せば、おのずとできるね〜(津軽弁)」的な感覚を持ち合わせていたのでしょうね☀️
なんつって。
豆ホット、これはイスラム急進派にイノチ狙われますよ。当然減点ですね。本当はマホメッド。最近はムハンマドというのが日本語表記での主流で〜す。
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