![]() |
戦中戦後に日本の辺境を足で歩いて人々に厄介になり、古老の話を一日中でも聞いて歩いたライフワークで、文章そのものの魅力が第一、歴史的資料性が第2に面白いのですが、肉声も第3におもしろかったです。
今回の録音は青森県で行われた文化講演会からのヴォイスですが、津軽、南部の地域に、以下に古来名もなき人々が通い、文化を伝え、それを地場で自分のものにしてかを明らかにする話でした。「おしらさま」信仰の話が、いま読んでいる白山信仰関連本に関わり、ここにも白山が、と思いました。ちょっと本棚の宮本本の再読をしてみます。
同じシリーズの本田宗一郎、柳宗悦はもうすぐ聞き逃し期限が来そうなので興味ある方はお早めに。
https://www.nhk.or.jp/radio/ondemand/detail.html?p=1890_01
宮本さんの言わんとすることは、
ヨネヤマさんの言わんとすることは何か。
深いですね、実に深い。
本州北のはてと南のはて、言語が似ているのはやはり、そういった流れも在るのでしょうね。私としては、「津軽双花」が浮かびます。
物が豊かになったとはいえ、高度成長期よりも戦々恐々として人の魂は乏しくなるばかり…なのかもしれません。
だからこそ、アナログ、古典的な物に触れたくなるのかもしれませんね。
五感を大事に、信頼関係を大切にしていきたいと改めて思いました。
ヨネさん、ありがとう。
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する