最近よく、自分がノーベル賞を思いがけず受賞したらどうしよう?と心配しました。で、親しい人から、子供時代の友人から、いきつけのお店まで、取材の人が押しかけることになる。こんなところにこんなことを書いていたことまで紹介されてしまう。英語の演説も考えておかなくてはいけないな、革の靴も出しておかなくちゃ、一日警察署長だけはご勘弁、などなど。
でも、受賞者は長生きで、大概40代くらいのノッているときの成果を50年後くらいに評価されるという世界です。やっぱり社会の主力は40代なんだな、と50代になってからよく思います。30代まで積み上げたもので、40代に全開にする。生意気で忌々しいけど、社会の進歩には40代のパワーが必要だ。50代は一線を後輩に譲る。その譲り方と身の処し方がまた難関だ。正解はない。譲り損なうと悲劇だ。
冴えている人はそうでもなかろうが、私の場合はそういう俯瞰的な地図は一切、未来の設計図も一切ありませんでした。今になって周りも見て、振り返ってわかっただけです。だがそれは勤め人としての話。勤め人は60歳で終わり。
その先30年も、変わらず研究や活動を続ける、その魅力と値打ちがないとやれるものじゃない。ノーベル賞は勤め人の人生サイクルとはまた違った関節技が必要です。90歳の人が何を考えているかなんて、なってみなければわからない。昔は想像する努力さえ想像できなかったが、今は老人たちを見て想像するようになりました。
いろいろご心配ですよね・・・・
え? ”イグ”の方ですか? 確かに”イグ”ルーネタで”イグ”ノーベル賞なら”イグ”ルスキー氏は第一人者の研究成果をいかんなく発揮して受賞の最有力候補にもなりますね。
もし受賞したら”イグ”レシアスのようにハイタッチでお迎えしますね 。
受賞内容の発表は、本家よりも毎年楽しみにしています。でもちゃんとに論文にしなくてはいけませんよ。卒論以来論文なんて書いてないなあ。
現役でそんなことしているんですか、すごいですね。昇格論文って何?全然イメージできないのは何故?何故57回も直すのか?誰がそんな大変なものを読んで評価するのか?落ちるってことは落とすための競争なのか?家族にまで影響が?など、すみません。
あと、私は言われなかったんですが、転勤したら昇格させてやるが殺し文句で泣きながら単身赴任した人もいます。
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